下関マグロの“散歩生活”

下関マグロの“散歩生活”

東京の町を散歩します。散歩の途中で出会ったおいしい食べ物やおもしろいものを紹介します!

8月 8日

札幌の市電に乗ってカフェへGO!


DSCF9308札幌の市電はすごい。なにがすごいかというと、街の中心を走っていることだ。
東京にも路面電車は残っているけれど、中心部を走る路線はほぼ廃止されている。
散歩者として路面電車を楽しむには、その線路に沿って歩くことだ。道に迷うことはない。疲れれば、電車に乗ればいい。この札幌の市電の行き先表示は「西4丁目-すすきの」となっている。全長で約8.4キロで、ちょっとした散歩には適しているといっていいだろう。
でも、できれば市電に乗りたい。というわけで、散歩しながら始発の「西4丁目」の停留所までやってきた。いるいる。すぐに乗り込む。料金は後払い。170円である。

DSCF9307札幌市電はちょっと見るとバスのようなかんじである。街にとけ込んでいる。出しゃばりもしなければ、引け目を感じることもなく走っている。
驚いたのは置き傘があること。雨の日は自由に使っていいようだ。返却はここに返しておけばいい。なかなかいいシステムだ。札幌の人たちの合理性と他人を思いやる心がここに表れているようだ。
とはいえ、無目的に乗ってしまった札幌市電。まずは、景色などを見ながら散歩コースを考えてみるのもいいかもしれない。と、次の停留所が「ロープウェイ入口」と放送されたので、藻岩山へでも登ってみるかとここで市電を降りた。


が、残念なことにロープウエイは現在休業中と
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のこと。仕方ないなぁ。カフェでもあるかなとちょっとネットで検索してみる。けっこういろいろなカフェがある。そのなかで「CAFE BLANC (カフェブラン)」に行ってみることにした。白ずくめのカフェらしい。



DSCF9341なるほど、すぐに発見できた。外観も白だが中も真っ白だ。店内には数組のお客さんがいらっしゃった。落ち着いた雰囲気のお店である。ここで、珈琲をいただいたあと、また市電に乗ってすすきの方向へ向かうことにした。市電と散歩をうまく組み合わせると、札幌の街がよくわかる。
8月 6日

夕暮れ、新宿駅からゴールデン街まで歩く


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いつも思うのは、僕が東京にやってきた80年代の半ばから、新宿の東口の景色というか、人々のたたずまいは変わらない。たとえばそれは原宿の竹下通りも同じで、あそこは、中学生とか高校生であふれている。それは昔から変わらない。同じ人がいるわけではなく、年頃になると竹下通りに行き、大人になると行かなくなる。いつも新しい中高生がやってくる。
ここ新宿東口交番前の夕方の景色は同じように、大学生くらいの年格好の若者がいっぱいいる。
30年前にも同じようにこのくらいの年齢の人で
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あふれていた。そして、今日までそれは続いている。
20歳を過ぎ、酒が飲めるようになった人たちが安い居酒屋へと向かうのだろうか。合コンだろうか。そういう風景は昔から変わらない。
さて、そんなわけで今回は新宿を散歩する。夕暮れ時、ゴールデン街まで歩くつもりだ。目的は煮干しラーメンで有名な「凪」という店に行こうと思っている。新宿駅東口を出る。スタジオアルタは、僕が東京にきたときからある。スタジオアルタができる前、ここには「二幸」という食料品販売店があった。なぜ知っているかといえば、ここ
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スタジオアルタから今も生放送されている「笑っていいとも」でタモさんが言っていたからだ。テレフォンショッキングで次回のゲストにスタジアルタの場所を説明するのに「前の二幸ですね」とよくタモさんが言っていた。あれを言わなくなったのはいつぐらいからだろうか。
新宿通から靖国通りへ向かう。靖国通りを渡れ
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ば歌舞伎町だ。僕が東京にやってきたばかりのころ、靖国通りに立ち、山手線の方向を見ると、そこには「PIONEER」のイルミネーションがあった。いまそこには「大塚商会」となっている。
靖国通りを渡り、山手線とは逆の方向に歩くと「新宿遊歩道公園四季の道」と書かれた小道の入り口がある。かつてここは都電の線路があっ
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た。今は緑が植えられた歩道となっている。ここを進めば、その右側にゴールデン街が広がる。僕が20代だった1980年代、ゴールデン街といえば怖い、大人の酒場が並んでいる場所だという認識があった。ヘタに入ると、ケンカをふっかけられてしまうというようなイメージである。実際どうであったかは、よくわからない。そういうイメージがあるから僕はあまり行かなかった。ここのところは、そういうものも払拭され、ごく安心して飲める店が並んでいる。
というわけで、ゴールデン街へ入ってみよう。ここからは、カメラはバッグにしまたほうがいい。
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ゴールデン街の撮影は許可が必要である。事前に許可を得ないで撮影しているとトラブルになりかねない。と、バッタリと出くわしたのが大川恵子さんだ。ちょうどお店を開ける準備の最中。「わ、マグロさん、私のお店ここ」。実は、大川さんとはこの前日に荒木町を歩いているときにバッタリあった。数十年ぶりだった。彼女は僕
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より先輩の編集者である。かつては出版社にいらっしゃったが、いまはフリー。今年の6月にゴールデン街に「ビッグリバー」というお店を出されたということを聞いたばかり。なんとも偶然である。さっそくお邪魔することにした。店内には有名作家やイラストレーター、漫画家の色紙がある。ビールをいただきながら「そういえば、カレーライスがおいしいとか言ってましたよね」とカレーもいただく。週替わりでビーフとチキンになるそうで。今週はビーフ。これがスパイシーで旨い。1人だったお店も時がたつにつれ、どんどんお客さんが入ってきたので、辞する。

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カレーライス食べたけど、なんだかもう少し食べられそう。というわけで、当初の予定通り、煮干しラーメンの凪 新宿ゴールデン街店に向かうこととした。以前からネットなどを見て気になっていたお店で、今回が初訪問。ゴールデン街G2通りに看板発見。ドアを開け、階段を上がっていくと自販機がある。煮干ラーメン750円にする。店内は暑い。先客が一名だけ。が、その
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後、どんどんお客さんがやってきて、ちょうど満席になったところで、煮干ラーメン到着。スープはたっぷり煮干しの味がするのだけれど、思ったほどクセはない。おいしいのは麺。ツルツル食べられた。食べ終わる頃には、階段に行列。アワアワ。調子に乗って全部食べてしまったが、さすがに外に出ると腹がパンパンだ。ふーっ。というわけで、花園神社でお参りなどをして
明治通りまで歩き、寄席の末廣亭などの前をブラブラ散歩しながら帰宅の途についた。
お酒はほとんど飲まず、食べるばかりのおいしい、ゴールデン街散歩であった!











 
8月 5日

札幌のもっともオーソドックスな散歩ルート


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札幌の街は歩いてまわるには実にわかりやすい。
まず道が碁盤の目のようになっていること。
また、太い道がそのまま公園となっている大通り公園というのがあって、これが歩いていて楽しい。
大通公園は夏ならビアガーデン、冬なら雪祭りの会場となっている。札幌を散歩する場合もそういった時期にあわせていくと楽しいだろう。
というわけで、まずは札幌駅をスタート。南口から、そのまま南へまっすぐ歩いていこう! 
しばらく行くと、札幌時計台がある。都心部にいきなりあるというかんじだ。この時計台の正式
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名称は「旧札幌農学校演武場」 というそうだ。もともと、札幌農学校の施設だったというころである。
さて、さらに道を南に歩くと、大通公園がある。これは東西に長くのびた公園である。幅は105メートル。長さは約1.5キロ。ここを歩くだけでもちょっとした散歩となる。

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札幌の名物とも言える焼きトウモロコシの屋台などもここにある。
今回はビアガーデンの季節。その広大さといったら、なかなかの圧巻だ。ビールメーカー各社が出店している。また、催し物なども行われている。
この大通公園のいちばん西側の端はかつての裁判所を利用した資料館となっている。また逆の東側の端にはテレビ塔がある。
しばしば、札幌と名古屋は似ているなぁと思うことがある。それはこの太い道路とそこにあるテレビ塔のせいだろう。展望台まであがっ
DSCF9144てみると、今歩いてきた大通公園を上から眺めることができる。なかなかの絶景である。たぶん道に迷うことはほどんどないはずだ。街中には道案内のための標識がいくつもあるからだ。
ただし、冬の散歩は少々気をつけたい。地元の人たちは、なんてことなく歩いているが、雪道に慣れていないと、なかなか歩きづらい。
スノーシューズか靴に装着するスパイクなどがあればいい。
というわけで、札幌の散歩は楽しみ満載である。

 
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