下関マグロの“散歩生活”

下関マグロの“散歩生活”

東京の町を散歩します。散歩の途中で出会ったおいしい食べ物やおもしろいものを紹介します!

2010年08月

8月 27日

毎月8日には料理全品半額になる池袋の「酒場 ふくろ」


池袋駅 3番出口

8月の8日。朝ご飯を食べているときに「きょうは8のダブルだ」と妻に言ったら、そこでお互いハッとした。

きょうは8日ではないか。ということは、池袋の「酒場 ふくろ」が全料理半額なのである。

お昼過ぎに出かけることとした。

池袋の駅からすぐの場所に「酒場 ふくろ」はある。「酒場 ふくろ」
元池袋史跡公園



昔はなかったが、今は3番という出口があり、ここからいちばん近いはずだ。

とはいえ、少し駅の周辺を歩いてみよう。



元池袋史跡公園というのが、メトロポリタンホテルの手前にある。
8日は料理全品半額



小さな公園である。ここに「池袋地名ゆかりの池」という石碑がたっている。

その隣に説明の看板がある。それによれば、このあたりにはかつてこのあたりには湧き水が湧いており、いくつかの池があったそうだ。そこから池袋の名前がついたとのことだ。



さて、ここから池袋西口公園。昼間から缶ビールなどを飲んでいる人も多い。おかしな顔の狛犬的モニュメントがあった。
生ビール大



さて、「酒場 ふくろ」へ行こう。

時刻は午後3時前。お店は朝の7時からやっている。

店内は満員であった。ただでさえ、8日は混むのだが、きょうは日曜日ということもあって混み方もハンパではない。やっと席を見つけて座る。

ちょっと歩いただけでも汗が噴き出る。
酒場 ふくろの料理



生ビールの大ジョッキを注文。

それに料理も天ぷらの盛り合わせや煮込みなど、どんどん注文。

2人でけっこう食べて飲んで、会計は3千円いかなかった。ありがたいことだ。




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8月 26日

神田司町の老舗天ぷら屋で天丼を食べる!

八ツ手屋 (やつでや)
JR神田駅

お昼時、電車に乗っていて、車掌さんのアナウンスが「神田」を告げると、

ついつい途中下車をしてしまうのは、若いころからのクセだ。

神田駅周辺には安くておいしいランチのお店が軒を連らねているからだ。

今回もふらりと神田駅で降りた。西口から、ガード下にある「ふくてい」を見たら、閉店している。

えっ、と思い、表の貼り紙を見たら、有楽町へ移転だそうだ。
ふくてい

「ふくてい」といえば神田駅ガード下のカレーライスの店として昔から何度かきたことがある。神田からこの店がなくなってしまうのはやはりさびしい。

そんなことを考えているうちに胸騒ぎがした。神田司町の「八ツ手屋」まだ健在だろうか。僕は急ぎ足で神田司町へ向かった。



時刻は12時45分。「八ツ手屋」さんは活気に満ちていた。
八ツ手屋 外観



このお店、天ぷらを揚げるているところをガラス越しに見ることができる。

2年前までは、高齢のご主人が腰を折り曲げながら、独特のリズムで揚げていた。昨年あたりから、ご主人は後で見ており、女性が揚げている姿を見ることができた。

そして、今回は若い男性が揚げている。その後に座っているご主人は健在だ。

大正3年に創業以来、この場所で天ぷら屋を営んでいる。老舗である。
八ツ手屋 表のメニュー



こういう店のおもしろさは、昔の味が味わえるということだ。天丼も、最近はチェーン店などもできて、味はどんどん進化しているが、昔の日本人が食べていた天丼とはどういうものだったかを知るにはこういう味の変わらない老舗店がいいのかもしれない。

もちろん、創業からすると味は変わっているのかもしれないけれど、少なくとも僕が初めてこの店を訪れた昭和50年代からは何も変わっていないように思える。

さて、入り口のレジでお金を払って着席。お昼時で人がいっぱいなので、相席である。

いつもそうだけれど、このときも全員が天重箱か天丼を食べている。

天重箱は1200円、天丼上が900円、天丼中が650円。
八ツ手屋 天丼 中 650円



このラインアップも値段も、僕の覚えている限り、変わっていないように思う。

天丼は、上と中はあるが下はない。

天重箱を食べているのは、昔から年配の人だった。この日もそうだった。

若い人は天丼の中が多い。中年の人は天丼上といったところだろうか。

自分はまだ中だと思い、650円を支払う。

見た目ほどタレは濃くない。天ぷらはしっかりした衣で食べがいがある。

またご飯の量は、今どきの丼に比べれば多い。

しっかり、お腹おっぱいになる。



揚げ場にいらっしゃった店主のお元気そうな姿と、すでに慣れた手つきで仕事をしている若い男性の姿にまだとうぶんこの店も安泰だなと思った。




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8月 26日

神保町界隈を散歩し、うなぎを食べる!

なかや蒲焼店 神田神保町店 (なかや)
神保町駅

出版界では「音羽」と「一ツ橋」と呼ばれるグループがある。

それぞれの地名でそう呼ばれているのだが、音羽とは講談社グループのことで、一ツ橋は小学館グループである。

今回は小学館グループが多くある一ツ橋界隈を歩いてみる。

地下鉄の神保町駅を降りる。A8の出口は、小学館ビルに出る。今回はA9から出た。
なかや蒲焼店



白山通りを南に行くと、一ツ橋という橋があった。かつて徳川の御三卿のひとつであった一橋家の屋敷の跡だという案内板もある。

皇居への平川門がある。

その手前は、毎日新聞社の建物だ。ここにはレストラン街などもある。ちょっと休憩するにはなかなかいいスポットである。

さて、またまた北へ向かい、神保町方面に戻ろう。

きょうのランチはうなぎでも食べようかと思っている。

この界隈にはいくつかのうなぎ屋さんがある。

どこもなかなかおいしい。

小学館・集英社という一ツ橋グループの人々がよく使うからだろうか。

昔からやっているお店が多いのだが、それだけ続けてやっていけるというのは、たしかな味なのだろう。
うな重(上)



というわけで、今回は「なかや」さんにうかがった。昔ながらの味わいのある鰻重をいただいた。




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8月 25日

玉川上水・内藤新宿分水散歩道を歩く


新宿御苑散策路

新宿御苑散策路は魅力的な散歩道だ。

新宿駅から近い場所にあって、歩きやすい。

新宿御苑の側道というかんじである。

新宿御苑は入苑料がかかるが、こちらは無料である。

そしてつい最近、この新宿御苑散策路は工事され、
新宿御苑散策路の水路



ちょっとした小川ができている。同時に新たに案内板が出ていて、「玉川上水・内藤新宿分水散歩道」となっている。

かつての玉川上水をしのんで、道に小川がつくられたようだ。

夏の暑い日差しを避け、この小川を見ながら歩くとちょっと癒される。
四谷大木戸跡の碑





スタートは、新宿駅でもいいが、今回は東京メトロ丸ノ内線の新宿御苑前駅をスタートとした。

新宿御苑散策路は、新宿門と四谷大木戸門の間にある。

四谷大木戸跡の碑は四ッ谷四丁目の交差点のところにある。

ここには江戸時代、水番屋というものがあったそうだ。江戸の街へ水を供給するため、玉川上水は羽村堰(羽村市)から四谷大木戸までの約43kmの区間を、
新宿御苑散策路の水路



土を掘り抜いただけの開渠で造られていたそうだ。

この先は、石樋、木樋という水道管で送られていたそうだ。



というわけで、 玉川上水・内藤新宿分水散歩道を歩き始めた。
新宿南口へ



ただし、この道は午前9時から午後4時30分までしか通行できない。また、月曜日はお休みなので注意が必要だ。



小川ができているが、まだすべての区域が完成しているわけではない。

それでも、

夏の暑い日、小川のせせらぎを見ていると癒される。




葵橋跡

というわけで、あっという間に新宿門の前まで出てしまう。

さらに新宿駅南口の前を通り過ぎ、甲州街道より一本南の道を行く。

これが「あおい通り」である。ここに葵橋跡というのがある。

すなわちここが玉川上水のあとで、ここに橋があった。

さらに進めば、千駄ヶ谷橋跡という表示もある。



この先に交番があり、さらに進めば、今、新宿でいちばん人気があるというラーメン店「風雲児」がある。
風雲児外観



散歩はここらで終わりにして昼ご飯にしよう。

初訪問。行列が短いと思ったら、店の中にも行列がある。

店に入ると、まずは券売機で食券を買う。迷ったがここはシンプルに「つけめん 750円」にしておこう。

だんだん行列が先に進み、着席間近のところで、食券を渡す。

このとき、麺の量を聞かれる。大盛りか並かである。

料金は同じらしい。迷ったが、とりあえず、並にした。
風雲児 つけ麺



着席すると、すぐにつけ麺が出てきた。

このお店は魚介系と動物系のWスープらしい。

つけ汁は見た目は、濃厚だけれど、意外に甘く、マイルドなかんじ。

麺は、見た目以上にコシがあり、ツルツルしている。

あっという間に完食。そして、大盛りにしなかったことを後悔した。

おいしいので、大盛りでも食べられた。

目の前のポットに入った割りスープを入れ、

全部飲み干した。旨い!


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8月 9日

中島公園を散歩して、すすきのでお風呂とラーメンをいただく!


DSCF9390
前回、札幌市電に乗ったのだが、その続きである。
すすきの方面の市電に乗り、降りたのは「山鼻9条」という停留所。その前の「中島公園通」で降りてもよかったのだが、とにかく中島公園を散歩しようと下車。 鴨々川と豊平川の中にあるので、中島公園というらしい。

DSCF9402
地図見るとけっこう大きな公園である。公園入り口あたりには地下鉄の駅の入り口があったりするのだが、中にずんずん入っていけばそこは自然豊かな散歩道が続いている。大きな池には貸しボートでこぎ出すことも出来る。時間がゆっくり流れているようだ。
敷地内にはコンサートホールや天文台、日本
DSCF9444
庭園などがある。
さて、中島公園を出て、すすきの方面へダラダラと歩いてみた。そろそろ日も暮れてきた。道路に夜店がいくつも出て、カラオケ大会やらなにやら、地元の人や観光客を巻き込んで賑わいをみせている。「すすきの夜市」というようだ。
さて、夕食はラーメンを食べようと思っている。

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おいしいラーメンを事前にネットでチェックしておいた。
やはり味噌ラーメンがいい。それで、決めたのが、いつも行列ができているという味噌ラーメン専門店 けやき すすきの本店 」だ。まずはお店の様子を見に行こう。時刻は午後6時少し前。WEBの情報によれば、このラーメン店、わ
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かりにくい場所にあるけれど、行列があるのですぐわかるとのこと。が、行列がない。なので、なかなか場所がわからなかったけれど、発見。最近は並ばないのかなぁ。チャーシューが売り切れたとの貼り紙があった。うーん、まだお腹もさほど空いていないので、先にお風呂に入ることにした。「すすきの天然温泉 スパ・サフロ」である。受け付けを済ませ、入浴。大浴場から、露天風呂、サウナなどを堪能。ここは翌日の午前まで何度でも出入りできるのだ。
さて、ひと風呂あびたところで、先ほどのけやき 」さんに行こう! 
とやってきたら、ゲゲゲッ。。。なんと行列が十


DSCF9458


数人。くーっ、失敗したか。先にラーメン食べた方がよかったかなぁ。とりあえず最後尾に並ぶ。店員が注文を聞きにきたので、普通の味噌ラーメンとビールを頼む。「ビールは缶ビールですがいいですか?」と聞かれる。仕方がないではないか。「いいよ」と言う。こんなことならさっ
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きのお風呂でビールを飲むか、コンビニで買ってきて並びながら飲めばよかった。なんとも間が悪い。持ってきた文庫本を読みながら約30分ほど待って、入店。カウンターだけの狭いお店だ。先に注文を聞いてくれているので、席についたら、すぐにビールが出てきた。店内の値段表を見れば、ビールが450円。味噌ラーメンが85
DSCF9463
0円。様子を見ていると、ここは前金制だとかで、ラーメンが出る寸前にお金を支払うシステムのようだ。合計1300円を用意して待つ。ちなみに缶ビールは札幌限定のサッポロクラッシック。ぷはっ。うまいねぇ。ビールを飲み終えた頃、「前金制です」とお金を取りに来たので支払う。その直後に「はい。味噌ラーメンです」と到着。見た目は、あっさり系だ。札幌の味噌ラーメンというと濃厚なイメージがあるが、スープをすすってみて、けっこう複雑な味なのだ。う、うまい。食べてすぐに「旨い」というよりも時間差で旨さがくる。麺もオーソドックス。奇をてらっていないのが、人気のポイントなのだろうか。とにかく旨かった。

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