午後、神宮前界隈に用事があった。少し前に行き、昼を食べることとなった。
うーん、このあたりって何がおいしいのかって考えたら、カレーだ。
おいしいカレー屋さんはこのあたりにたくさんある。
というわけで、JR千駄ヶ谷駅で降り立ち、思いっきりカレーのニオイを嗅いでみたが、どこからもしない。
というわけで、きょうは夜はバー、昼はカレーを出しているという「MOKUBAZA」というお店へ行くことにした。初訪問!
かつて、僕はライター仲間と神宮前で事務所を借りていた。
そのときによく千駄ヶ谷駅を使っていた。平成1年から3年間だから、もうずいぶん前のことだ。そのときからJR千駄ヶ谷駅は変わっていない。ひとつしかない改札を出ると、その上は高速道路だ。雨の日や日差しの強い日はそれを遮ってくれて便利だ。
改札を出て斜め左には当時はまだなかった大江戸線の国立競技場駅の入り口がある。
東京体育館を左手に見ながら道を進めば、鳩の森神社がある。神社を右手に見ながらそこを左側に曲がると、坂道を下る。
そして、道を渡ったあたりに「MOKUBAZA」がある。
表に雑誌に掲載されたお店の記事が貼られていた。人気はキーマカレーのようだ。独特なルックスである。訪問したのは、13時20分。このくらいの時間なら空いているかと思ったが、大間違い。並びこそしなかったけれど、店内はほぼ満席。カップルがひと組。あとは全員若い女性であった。1人できている人もいればグループもいる。さて、メニューを見るとキーマカレーは940円。少々お高いが、大盛無料とある。でも今回は普通盛りにした。で、ランチのサラダが出てきたのが13時40分。
そして待望のキーマカレーの登場したのが13時53分。けっこうかかるようだ。で、味わってビックリ。初めて食べる味だ。これまで食べたどのキーマカレーとも同じではない。めちゃくちゃスパイシー。しかも、口に入れ、噛むとまた違うスパイスが口の中で広がる。そんなに辛くないなと食べ進むと、けっこう汗が出てきた。ほどよい辛さだ。満足してお店をあとにしたのはちょうどお店に入って一時間後であった。