下関マグロの“散歩生活”

下関マグロの“散歩生活”

東京の町を散歩します。散歩の途中で出会ったおいしい食べ物やおもしろいものを紹介します!

2010年09月

9月 10日

千駄ヶ谷駅から神宮前へカレーのおいしいお店を探して歩く!


JR千駄ヶ谷駅



午後、神宮前界隈に用事があった。少し前に行き、昼を食べることとなった。

うーん、このあたりって何がおいしいのかって考えたら、カレーだ。

おいしいカレー屋さんはこのあたりにたくさんある。
東京体育館





というわけで、JR千駄ヶ谷駅で降り立ち、思いっきりカレーのニオイを嗅いでみたが、どこからもしない。

というわけで、きょうは夜はバー、昼はカレーを出しているという「MOKUBAZA」というお店へ行くことにした。初訪問!



かつて、僕はライター仲間と神宮前で事務所を借りていた。
鳩森八幡神社

そのときによく千駄ヶ谷駅を使っていた。平成1年から3年間だから、もうずいぶん前のことだ。そのときからJR千駄ヶ谷駅は変わっていない。ひとつしかない改札を出ると、その上は高速道路だ。雨の日や日差しの強い日はそれを遮ってくれて便利だ。

改札を出て斜め左には当時はまだなかった大江戸線の国立競技場駅の入り口がある。



東京体育館を左手に見ながら道を進めば、鳩の森神社がある。神社を右手に見ながらそこを左側に曲がると、坂道を下る。

そして、道を渡ったあたりに「MOKUBAZA」がある。
MOKUBAZA 外観





表に雑誌に掲載されたお店の記事が貼られていた。人気はキーマカレーのようだ。独特なルックスである。訪問したのは、13時20分。このくらいの時間なら空いているかと思ったが、大間違い。並びこそしなかったけれど、店内はほぼ満席。カップルがひと組。あとは全員若い女性であった。1人できている人もいればグループもいる。さて、メニューを見るとキーマカレーは940円。少々お高いが、大盛無料とある。でも今回は普通盛りにした。で、ランチのサラダが出てきたのが13時40分。
MOKUBAZA キーマカレー



そして待望のキーマカレーの登場したのが13時53分。けっこうかかるようだ。で、味わってビックリ。初めて食べる味だ。これまで食べたどのキーマカレーとも同じではない。めちゃくちゃスパイシー。しかも、口に入れ、噛むとまた違うスパイスが口の中で広がる。そんなに辛くないなと食べ進むと、けっこう汗が出てきた。ほどよい辛さだ。満足してお店をあとにしたのはちょうどお店に入って一時間後であった。






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9月 9日

銀座でエビフライを探して歩く!


銀座中央通り ニューメルサ

散歩していて、ふと何かが食べたくなることがある。

知り合いのI氏(アラフォー男)が、新宿の街を歩いているときに突然、エビフライが食べたくなったそうだ。

それでエビフライを探した。すぐに見つかるだろうと思ったそうだが、これがなかなかない。

たしかに、蕎麦やラーメン、それにトンカツやカレーだって専門店があるけれど、エビフライの専門店というのはない。

ところが、エビフライを食べられる可能性がある店というのはけっこう多い。
銀座古川 外観

たとえば、普通の定食屋にもあるかもしれない。洋食屋さんとか、あるいはトンカツ屋さんにもあるかもしれない。カレー屋さんにもエビフライカレーがあるかもしれない。

と、ここで気がつくのは、すべて「あるかもしれない」ということだ。

トンカツ屋さんで、とんかつがなければ怒ってもいいが、トンカツ屋さんにエビフライがなくても怒れない。「なんで、トンカツ屋のくせにエビフライを出さないんだ」とは言えないのだ。

それくらい、エビフライというのは微妙な立ち位置にいると考えていい。
海老フライとドライピラフ、クリームカレー添え



そこで、僕はI氏を慰めるべく、銀座にエビフライを食べに行こうと提案した。

そして、銀座においしいエビフライはないかと探した。

昔なら、闇雲に歩きまわって探しただろうが、今はインターネットで検索すればいい。

で、見つけたのは、「銀座古川」のエビフライ。たしか、マイミクさんの日記で見たことがあるぞ。正式には、「海老フライとドライピラフ、クリームカレー添え」というメニュー。見た目はとにかくインパクトがある。

さっそくI氏に連絡を入れ、都合のいい日を聞いた。
海老フライとドライピラフ、クリームカレー添え



そして、予約。どういうお店でもそうだけれど、複数の人数で行くときは予約を入れたほうがいい。運良くなんの問題もなく予約が入った。

というわけで、夜の7時に銀座のニューメルサ7Fにある「銀座古川」を訪問。

メニューを見ると「海老フライとドライピラフ、クリームカレー添え」はサラダがついて2600円。少しお高いなぁと思ったが、食べてみると納得。
銀座古川 単品でエビフライを注文



まずはエビフライが立派。そして、ドライカレーに刺さるエビフライこのルックスがなんとも素敵だ。

エビフライは、衣がきめ細かく、プリッとしている。ドライカレーはパサッとしたかんじなんだけれど、ここにクリームカレーをかけて食べるとちょうどいい塩梅になる。エビフライはサラッとしているが、カレーソースは濃厚である。

あまりにエビフライがおいしく、単品でも注文してしまった。こちらはちゃんとタルタルソースがついていて、実に旨い。

というわけで、もう満腹だぁ。

夜の銀座を散歩しながら帰ることにした。

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9月 7日

時間が止まったようなラーメン店へうかがう北区赤羽散歩!


DSCF0933

暑い日が続いている。

たいていの人は一日のうちクーラーの効いている室内にいる時間があるはずだ。

しかし、一日中、クーラーのない場所にいることが当たり前だった時代がある。

僕が子供だった昭和30年代は一般の家庭にクーラーがあるのはまだ珍しく、個人経営の小さな飲食店などはクーラーがないのところはザラだった。今は飲食店でクーラーのない店というのは珍しいだろう。

というわけで、クーラーのないお店を求めて赤羽にやってきた。

赤羽という街そのものが、どこか懐かしい、昭和の雰囲気を残している。


赤羽餃子センター 外観

今回は東京メトロ南北線の赤羽岩淵駅をスタート。

「赤羽中央街商店街」という看板が目に入る。12~20時は歩行者天国なのだそうだ。平日の昼間ということもあるのだろうか、とにかく人通りはまばらである。

そこに、「ラーメン」というのれんの掛かったお店がある。店の正式名称は「赤羽餃子センター」というのだが、その店名から想像するお店とはまったくかけ離れた店構えである。




赤羽餃子センター

よく「昭和の雰囲気を残した」というような表現をする場合がある。それって昭和50年代とか60年代ぐらいだったりするのだが、ここ「赤羽餃子センター」は、昭和もど真ん中の20年代から30年代の雰囲気である。



まず、入り口の戸が古い。サッシではなく木枠にガラスが入ったもの。


赤羽餃子センター メニュー



夏だから開け放たれている。店内にはクーラーどころか、扇風機もない。

到着したのは平日の13時少し前。先客が一人。

カウンターだけのお店だ。奥に座る。

まるで映画のセットにでも入り込んだ気分だ。


赤羽餃子センター 炒飯

高齢のご主人がお水を出してくれた。ご夫婦でお店をやっていらっしゃるようで、カウンターの中には奥様もいらっしゃる。

なにを頼もうか。壁を見ると、もうどのくらいここにこのままあるのか、判読不能なメニューがある。ちょっと見たところ、ラーメンが270円。価格そのものも時間が止まったようなかんじだ。


赤羽餃子センター 餃子

実はラーメンを食べる気でいたのだが、吹き出す汗で断念。先客が食していたチャーハンと餃子を注文する。

店内を見回せば、食器が置かれている棚などは実に古い。少し新しいのが、湯沸かし器。さらに新しいのは冷蔵庫。これは新式。しかし、その他は本当に時間が止まっている。

チャーハンは5分ほどで出てきた。チャーシューがたっぷり入ったおいしいチャーハンだ。そしてチャーハンを半分ほど食べたところで、餃子到着。餃子は奥さんが焼いて、出してくれた。餃子は大ぶりである。皮はモチモチしていて具だくさん。

大汗をかきながら完食。「ごちそうさま」と言うと「670円です」とご主人。えっ、そんなに安いの。うれしなぁ。

外に出て、そのあたりをひとまわりしてまた戻ると、もうお店の前には「準備中」の札がかかっていた。

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9月 3日

管首相が通うラーメン店に行ってみた!


四ツ谷駅前

今や民主党の代表選まっただ中。

菅直人首相と小沢一郎前幹事長の一騎打ちとなったわけだが、

先日、テレビを見ていたら、首相が夕食にラーメン店へ行ったと報道されていた。

どうやら、永田町のラーメン店らしい。いったいどこだろう。
坂の多い平河町

ネットで調べてみると「ごくうラーメン大千元」というお店らしい。

というわけで、本日のランチにそのラーメン店に行ってみることとした。

最寄り駅は永田町だけれど、JR四ッ谷駅から歩いてみよう。



JR四ッ谷駅をスタート。四ッ谷駅周辺は街路樹もなく直射日光が脳天から降り注ぎ、アスファルトの照り返しもきつい。

20号線、麹町大通りを半蔵門方面へ向かって歩く。




ごくうラーメン大千元 外観





麹町四丁目の交差点あたりから右に折れて、坂を降りていく。

「貝坂」「中坂」などの坂を降りていくと、大きな赤い看板を見つけた。


ニラレバー炒め

と、同時に、ああ、ここかぁ。ここなら何度かきたことがあるぞ、ああ、なんで気がつかなかったんだろう。そうそう、何度か永田町を散歩したことがあったのだが、この周辺は、飲食店ってあんまりお店がない。で、一度ここに入ったら、けっこうおいしかったので、その後。このあたりを散歩するときにはちょくちょくここへ寄っていた。もう10年近く前のことだ。なんとも懐かしい。
ごくうラーメン大千元 餃子





訪問したのは午前11時半くらい。お店の人から

「お電話くださった方ですか?」

と聞かれた。報道されたことで、ここのところ問い合わせがとても多いのだそうだ。

1階はカウンターのみで2階は座敷。座敷にしてもらった。
ごくうラーメン大千元 ごくうらーめん



2階の座敷にはいくつかテーブルがある。履物を脱ぎ、正面すぐのテーブルに座る。

お店の方に管首相は前回どこに座ったのか聞けば、ちょうどここだとのこと。



さっそく、管首相が頼んだメニューを聞いてみた。
永田町駅







「レバー炒め定食」(850円)と「餃子」(450円)、それにビール(450円)を1本だとか。

単品だと「レバニラ炒め」(650円)になる。

それに餃子、ここの名前がついた「ごくうらーめん」(850円)というのを頼んでみた。もちろんビールも。「ごくうらーめん」は普通の醤油ラーメンの上に焼き肉が乗っているものだ。餃子は具だくさんで食べごたえがある。両方とも普通においしいというかんじだ。ところが、「レバニラ炒め」がなかなかおいしかった。

お店の人によれば、管さんは、首相になってからすでに2回きているのだそうだが、それ以前はもう何度も訪れていたのだそうだ。たいてい1人で普通にカウンターで食べていたという。ところが、首相になってからはものものしいSPなども引き連れてくる。菅さんはお店の人に思わず「ごめんねぇ」と言っていたそうだ。

しかし、このレバニラ炒めを食べれば、なるほど、無性に食べたくなる管首相の気持ちがわかる。



次は代表選の相手である小沢一郎前幹事長の行きつけのお店にも行ってみたい。










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