下関マグロの“散歩生活”

下関マグロの“散歩生活”

東京の町を散歩します。散歩の途中で出会ったおいしい食べ物やおもしろいものを紹介します!

2010年11月

11月 27日

この週末から12月の初旬が見頃だといわれる六義園の紅葉

今週の月曜日に駒込にある六義園にうかがった。
ここ六義園には、ガイドボランティアの方が何人もいらっしゃる。
休日を中心に来園者へ無料でガイドをしてくれるのだ。

とうわけで、今回はそのガイドの方にうかがった六義園の紅葉ポイントをご紹介しよう。

まず、染井門より入場。
六義園 染井門

門から入ってすぐの楓は紅葉している。

さて、絶景ポイントその1は「芦辺茶屋跡」だ。ここから渡月橋方面を臨んだ眺めがいい。
六義園・芦辺茶屋跡


写真では、まだ色づいていないが、きょうか明日くらいはかなりいいかんじではないかと思われる。

次の絶景ポイントは「藤代峠」。
六義園のなかでもいちばん高い山だ。ここからは庭園全体が見渡せる。
写真で見るとそうでもないけれど、実際はこの丘にのぼってきて、景色を見たときは、かなり感動的。

六義園 藤代峠


藤代峠の頂上には将軍の腰掛け石といわれるものがある。
六義園 藤代峠 藤代峠にある将軍の腰掛け石


実際はこの前にベンチがあるのだけれど、まあ、ここに座って庭園全体を見ると、
天下を取ったような気になる。

そして、次がたぶん、この六義園いちばんの紅葉絶景ポイントだと思われる「山陰橋」である。

六義園 紅葉絶景ポイント 山陰橋


写真ではモミジはまだ青く、まったく色づいていないけれど、たぶん12月初旬に見頃をむかえるこのポイントは、
毎年、とても美しい紅葉を見せてくれる。

六義園は、現在、夜にはライトアップが行われている。
12/5(日)までライトアップされる予定だそうだ。
が、これまで紹介した絶景ポイントは、ライトアップ時には入れない場所である。
しかし、次に紹介するのは、ライトアップ時もみることができる。
それが、千鳥橋から滝見の茶屋をのぞむポイントだ。
六義園 絶景ポイント 千鳥橋から滝見の茶屋をのぞむ


さて、メインともいえるのは、心泉(しんせん)亭の前あたりから見る景色がいい。
これは、夜でも昼でも絶景ポイントである。
六義園 心泉亭前


心泉亭では、抹茶を飲みながら、この絶景を味わうことができる。
ぜひぜひ、この週末あるいは次の週末に足を運んでみるのはいかがだろう。











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11月 25日

行ってきました! 防衛省の見学ツアー!

防衛省は一般の人でも事前に予約すれば見学できる。

というわけで、本日、11月25日、防衛省の市ケ谷地区見学(市ケ谷台ツアー)に参加してきた。
きょうがどういう日かといえば、前回のブログでもご紹介したが、
三島由紀夫がクーデターを起こそうと、市ヶ谷駐屯地に乱入し、自決をした日である。

この日、午前の部は満員だったが、幸い午後の部が空いていた。申し込んだのはちょうど一週間前の18日だった。

集合してきた参加者は100人くらいだろうか。けっこう多い。
11月25日で三島由紀夫の命日だからこんなに多いのかと思ったら、
そうではないようだ。
案内の自衛官の方による説明では、
10月末にこのツアーのことがNHKのテレビで取り上げられ、
以来人気となって、とにかく予約を取るのが大変なのだそうだ。
ネットだと1週間くらい先なら予約できるというかんじだったが、
電話の場合はつながりにくいのだとのこと。

防衛省市ケ谷地区見学(市ケ谷台ツアー)



というわけで、13時10分に受付をすませ、ツアーに参加した。
防衛省の敷地の中を散歩して見てまわる。
ただし、自由にあれこれ見学できるわけではなく、集団で決められたコースを歩いて回るのである。
最初の注意では、途中、先に帰ることもダメだと言われる。
まずは、エスカレーターで上にあがる。

防衛省市ケ谷地区見学(市ケ谷台ツアー)



防衛省の正門は外堀通り沿いにあるが、建物がある敷地はそこから高い場所にあるのだ。

防衛省市ケ谷地区見学(市ケ谷台ツアー)


儀仗広場へ向かう。ここは、海外の要人たちがこられた場合、
ここでむかえるのだそうだ。
それにしても紅葉が美しい。
三島由紀夫が自決したあの日も、こんな紅葉があったのだろうか。
庁舎A棟から順に案内されて、いちばん奥まった場所にある市ケ谷記念館へ。
防衛省市ケ谷地区見学(市ケ谷台ツアー)


市ケ谷記念館は、かつて庁舎A棟にあったのだが、
保存のためこの場所の移築されたのだそうだ。
戦後ここは、極東裁判が行われた場所である。
それ以前は、陸軍の参謀本部、その前は陸軍士官学校であった。

士官学校時代の校長室はその後、陸軍大臣室となり、自衛隊の時代は陸上自衛隊東部方面総監の執務室だった。
そして、三島由紀夫が東部方面総監を人質にとったのはこの部屋である。
案内をしてくださる若い女性が、三島由紀夫の事件のときについたドアの刀傷あとを紹介してくれた。

防衛省市ケ谷地区見学(市ケ谷台ツアー)


多くの人がカメラを向ける。実に生々しい刀傷だった。
防衛省市ケ谷地区見学(市ケ谷台ツアー)


ふとこの執務室の窓を見ると、三島由紀夫が自衛隊員たちに決起を促したバルコニーがあった。
防衛省市ケ谷地区見学(市ケ谷台ツアー)


このあと、売店へ寄ったりして、ツアー終了。2時間10分のツアーだった。
午前のツアーのほうがもう少しいろいろ見ることができるみたいで、次はそちらに参加してみたいと思う。

昭和45年11月25日―三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃 (幻冬舎新書)
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11月 23日

昭和45年11月25日 三島由紀夫が自決したかつての市ヶ谷駐屯地へ

今年ももうすぐ11月25日が来る。
三島由紀夫が自衛隊の市ヶ谷駐屯地で決起を呼びかけたが、失敗し、割腹自殺を遂げた事件が起こったのが
1970(昭和45)年11月25日だった。

まだ生まれていないという人も多いだろう。
僕は小学校6年生だった。

そんなわけで、今回はその事件の現場、市ヶ谷にある防衛省へ行ってみた。

防衛省


市ヶ谷駐屯地、現在は防衛省のある場所は
JRの市ヶ谷駅と四谷駅の間くらいに位置している。

勤労感謝の日で、お休みということもあり、正門の前は人が少ない。
車の通りも少ない。


防衛省正面玄関


かつて、今の正面玄関よりも新宿寄りに入り口があったようだ。
僕は見たことはないのだが、散歩の途中に寄った喫茶店で、
「昔は、この前に門があったので、人の出入りも多かったんだけど」
と、喫茶店の方が嘆いていたのを聞いたことがある。


防衛省外堀通り


この場所は、江戸時代には尾張徳川藩の屋敷があった。敷地内の樹木を見ていると、お屋敷があった頃を想像してしまう。
明治になってから陸軍士官学校となり、昭和になってからは陸軍参謀本部が置かれた。
そして、戦後は極東軍事裁判の法廷となり、その後、三島事件の舞台になるわけだ。
まさにさまざまな歴史が刻まれた場所であるといっていい。

申し込み制だが、防衛省は内部の見学を許可している。
次回は、内部の様子についてレポートしたい。

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11月 23日

紅葉とスカイツリーが両方楽しめる、旧安田庭園、横網町公園

東京の紅葉は、これから2週間くらいが見どころをむかえるかんじである。
いろいろな見方があるのかもしれないけれど、
建設途中のスカイツリーと紅葉をいっしょに見ることができる場所がないものかと
探しに出かけてみた。

JR両国駅の西口改札を出て、右へ。国技館の前を通り過ぎる。
ここも銀杏がきれいた。

国技館前の銀杏


国技館を過ぎると、その先に旧安田庭園の入り口が見えてくる。

旧安田庭園


旧安田庭園の入り口を入ると、すでにその先にスカイツリーの先っぽが見えている。
この日はあいにくの曇り空で、ちょっと霞んでいる。
もう少し進めば、スカイツリーはよく見える。
旧安田庭園からのスカイツリー


旧安田庭園のスカイツリーが見える方向とは逆の池のそばに
赤く色づいたもみじがあった。
旧安田庭園 モミジ


旧安田庭園を通り抜けると、横網町公園がある。
横網町公園

銀杏が実に美しい。
その銀杏の間に建設途中のスカイツリーが並んで建っている様子は、
ちょっとユーモラスだったりする。
横網町公園

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11月 22日

ノスタルジックな「下総屋食堂」さんでいただく鯖みそ

両国界隈をぶらぶら歩くと、ついつい行き着いてしまうのが下総屋食堂さん。
場所は両国国技館と旧安田庭園の間。
下総屋食堂

ほら、いいでしょ、この外観。なんともそそられるのですよ。
お昼時、中をのぞくと、近隣のサラリーマン、OLの方々もいらっしゃいます。
空席があるので、入りましょう。

ここは、お魚がおいしいです。
この下総屋食堂さんでのおすすめは鯖の味噌煮。

下総屋食堂 鯖の味噌煮

鯖が大きいんです。身がぷりぷりしてます。
それにほうれん草のおたし。
下総屋食堂 ほうれん草のおひたし


ご飯に味噌汁で、なんとも和食の定食ですね。

下総屋食堂 鯖味噌煮


昔は、こういった大衆食堂は町のいたるところにあったけど、
今はとても珍しい。いつまでも営業してほしい!


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