下関マグロの“散歩生活”

下関マグロの“散歩生活”

東京の町を散歩します。散歩の途中で出会ったおいしい食べ物やおもしろいものを紹介します!

2011年01月

1月 23日

復活した秋葉原の歩行者天国を歩き、「自炊の森」をのぞく

秋葉原の歩行者天国が復活するというので、行ってみた。
秋葉原歩行者天国復活

これがもうすごい人であった。
一般の人だけではなく、テレビカメラだったり、報道の腕章をつけた人がスチールカメラであちらこちらを撮影していたりした。
秋葉原歩行者天国復活

今から3年前の6月に無差別殺傷事件があって以来、
ずっと中止されていた秋葉原の歩行者天国だが、
久しぶりに歩くことができた。
以前の歩行者天国はパフォーマンスをしている人たちもいたが、
いまは禁止されている。
秋葉原歩行者天国復活

せっかく秋葉原にきたので、話題の「自炊の森」へ寄ってみた。
自炊といっても料理をするわけではない。
ここは、本を電子化できる場所だ。
自炊の森

まずは、本を裁断し、それをスキャナでパソコンに取り込み、
持参したメディアに移すというもの。
ここも大盛況で、すぐには無理だと言われた。
ちなみに壁に「無断の撮影はご遠慮ください」という張り紙があったので、
中の写真は撮らなかった。
にしても、いま新しいものは秋葉原から生まれる。
この自炊ビジネス、今後どうなることやら。
1月 19日

鉄道マニアのための立ち飲み居酒屋「キハ」

以前から行ってみたいお店が日本橋堀留町にあった。
「キハ」という鉄道マニアのための立ち飲み居酒屋である。
気になっていながら、なかなか行かなかったのは僕が鉄道マニアではないからだろう。
ところが、ちょうど妻が話題のグルーポンでお店の割引チケットを購入したので、行くことにした。

「キハ」の最寄り駅は人形町なのだが、この日は日本橋から歩くことにした。
夜の日本橋

夜の日本橋はなんだか不思議なかんじ。
神田川の上を走る高速道路なんかが闇に沈んでいるからだろうか。
三越がいいかんじでライトアップされている。
日本橋 三越

「日本橋北」から「小舟町」、「日本橋小学校入り口」の交差点を左へ。
このあたりは日本橋と頭につく町名が多い。出世稲荷の方向へ。
ナビウォークの道案内で営業時間スタートのちょうど6時に到着。
鉄道の制服のようなものを着ている男性がカウンターの中にいる。
マニアの方なら、どこそこの会社のどういう制服かわかるんだろうなぁ。
「キハ」


入場料という名前のお通しが300円。あと1200円分の飲み食い代に700円分のご飯物(ここでは駅弁と呼ぶ)合計2200円分が1000円となるお得なクーポンだ。
「キハ」キップ(金券となる)


まずはビールをいただいた。500円分のキップを渡す。

「キハ」


いろいろな地域のカップ酒がある。
「キハ」カップ酒


そしてつまみは缶詰。温めてくれる。
「キハ」缶詰


駅弁は「牛スキヤキ丼」にしてみた。
パックのご飯を温め、そこに缶詰を載せただけのものだが、
横川駅の釜飯の器で出てくるのがうれしい。
「キハ」 牛スキヤキ丼


2階は電車の車両のようになっている。貸し切りパーティもできるそうだ。
「キハ」2階

2階にあがってみたが、鉄道のキップやらグッズが置いてあった。
そういえば、「キハ」ってなんだっけ。よく聞くし、以前もネットで調べたことがあるが忘れてしまった。
で、再び調べると、「キ」は気動車。「ハ」は普通車両。
最初は我々だけだったけれど、続々とお客さんがやってくる。
みんな常連のお客さんのようだ。
カウンターにいた男性はお客さんから「助役さん」と呼ばれていた。
ほどなくやってきた女性の店員はみんなから車掌さんと呼ばれている。
みなさん実に楽しそうに鉄道の話をしていらっしゃる。
ミクシィにコミュニティもあるこの立ち飲み居酒屋。
マニアの間では人気のお店のようだ。
気がつけば壁にサインがいろいろとあった。
ひとりもわからなかったが、車掌さんによれば
「鉄道アイドルの方のサインです」
とのことだ。なんだか深い。
さて、気持ちよくなったところで、お店を出よう。
と、後から「またのご乗車をお待ちしております」というお店の方の声。
徹底しているねぇ。

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1月 11日

武蔵野吉祥七福神巡りをやってきました!

妻が今なにかと話題のグルーポンで、吉祥寺にあるカフェのパスタ料理のチケットを購入。
紅茶と生パスタとデザートのセット1200円のものが500円。
せっかく吉祥寺まで行くので、なにかほかにイベントがないかと探してみたら、ありました。
「武蔵野吉祥七福神巡り」。お参りはいでもできるが、バスが運行し、そのバス料金とセットとなる色紙を販売しているのは、最終日(1/10)だ。
さて、吉祥寺駅南口から歩いてすぐのグルーポンのお店「クイーンズカフェ」へ。
クィーンズカフェ

11時に行くと、パスタの提供は11時半からだとのこと。
仕方なく、北口まで行き、「武蔵野吉祥七福神巡り」の色紙2千円(バスチケット付き)ともうひとり分はバスチケットだけを購入。
徒歩で井の頭公園内の弁財天へ。
井の頭公園によく来るけれど、ここへお参りするのは初めてかも。
武蔵野吉祥七福神めぐり 井の頭弁財天

クイーンズカフェへ戻る。というわけで、紅茶+パスタ+デザートをいただく。
お店の対応も丁寧で好感を持つ。続々とお客さんがきたが、客のほとんどはグルーポンのチケット。日曜祝日は、先着10組までだから、この時間帯に集中するのだろう。
さてお腹もいっぱいになったところで、井の頭公園にある駐車場まで歩く。
ここからバスに乗るのだ。
武蔵野吉祥七福神巡りのバス

こんなかんじのバスが、七福神のコースを運行している。好きなところだけ乗っていい。何度乗ってもいいのだ。
武蔵野吉祥七福神巡り 杵築大社

さて、お次は商売繁盛の神様恵比寿様が祭られている杵築(きずき)大社へ。
ちなみにこの「武蔵野吉祥七福神巡り」はまだ新しい。
2007年に武蔵野商工会議所によって作られたものだそうだ。
最近は七福神ブームで参加者が増えているとのこと。
武蔵野吉祥七福神めぐり 毘沙門天

武蔵野吉祥七福神めぐり 寿老人

次の延命寺は、2つの神様。
毘沙門天と寿老人が祭られている。
武蔵野吉祥七福神めぐり 福禄寿

そして、大法寺では福禄寿。
安養寺では布袋尊。
武蔵野吉祥七福神めぐり 布袋尊

そしれ最後が武蔵野八幡宮の大國様だ。
武蔵野吉祥七福神めぐり 大黒様

ここで、御朱印がそろった。
武蔵野吉祥七福神めぐり 色紙

スタンプラリーみたいなもので、意外に楽しい。
にしても七福神信仰というのは、実に日本的で楽しいものだ。
神社とお寺が混在し、神様も中国やインドの神様だったする。
散歩者としては、こうして歩く口実があるのは、楽しいことだ。
あちらこちらに七福神ができるといいと思う。
1月 7日

法廷ライター まーこと裁判所へいこう!

知り合いのライター、岡本まーこさんが自分の書いた本を送ってくれた。
それが、この本だ。
法廷ライター まーこと裁判所へいこう!
法廷ライター まーこと裁判所へいこう!
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いつの間にか法廷ライターなどという肩書きがついていたのか。
いま流行りの裁判傍聴の本なんだけど、漫画の部分も多く、とてもわかりやすい。
これ一冊読めば、裁判傍聴の初心者でもすぐに傍聴できるだろう。

そうこうしているうちにまーこさんとの共通の知り合いが裁判することとなり、
その傍聴に行くことになった。
まさに、この本のタイトル通りになったわけだ。

この本にも、裁判所は東京メトロ「霞ヶ関」駅のA1出口を出るとすぐにある、と書いてある。
霞ヶ関駅 A1出口

この階段を上げるとすぐに裁判所がある。
裁判所

普通に傍聴するなら、まずは開廷表というもの見て、
どの法廷でどんな裁判が行われるのかを把握するわけだけれど、
今回はめざす裁判は決まっている。
事前に教えられた○○号法廷の前で待つ。
まーこさんをはじめとして知り合いが多数いた。
裁判は、当事者というか被告で知り合いのNさんもいる。
民事裁判である。
Nさん(独身女性)が不倫関係にあった男性と別れる際、手切れ金をもらったのだが、
それを知った奥さんから、その返還とさらに慰謝料を請求されているのだ。
裁判は、とても短く、和解にむけて話し合いをしましょう、みたいなかんじですぐに終了。

日比谷公園のレストランでビールを飲むことにした。

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1月 7日

人気のメニューがラーメンという新宿御苑前にあるお蕎麦屋さん

お昼少し前くらいに新宿御苑前界隈を歩いていたときのことだ。
お蕎麦屋さんの前に行列というほどではないのだが、
背広姿のサラリーマンたちがたむろしていた。
全員、僕などよりも年長であった。
これはおもしろそうだなと、僕も店の前で少し待っていた。
すると、なかから女性の店員が出てきて、暖簾をかけた。
日本蕎麦屋でラーメン

で、みなさん、どっと店の中へ。僕もつられて中へ。
お店の中に入ると、3つのテーブルに別れた。2人組と4人組、そして僕だ。
先に入った2人組が「おおもり」と「力うどん」を注文している。
ここまではなんてことない普通の蕎麦屋さんだったが、
次に4人組に注文を女性店員がとっているとき、おやっ、と思った。
「中華そば」
「じゃ、僕も」
「じゃ、僕もそうしようかな」
「僕はチャーシューメンね」
あらためてメニューを見ると、なるほど
「ラーメン 650円」
とある。僕もそのラーメンを注文。
と、テーブルの上にムック本の表紙をカラーコピーしたもののがあった。

石神秀幸ラーメンSELECTION2011 (双葉社スーパームック)
石神秀幸ラーメンSELECTION2011 (双葉社スーパームック)
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このムックで取り上げられているのだろう。
ということは、ここはけっこう有名なお店なのかもしれない。
これまでまったくノーチェックだった。
しばらくするとラーメンが到着。
日本蕎麦屋でラーメン


ルックスからして懐かしさがこみ上げてくる。
スープをすすり、麺をすすり、チャーシューを噛みしめると、
これがどうにも美味い。
ごくオーソドックスな昔のラーメンである。
こういうラーメンは昔はどこでも味わえたものだが、
いまは珍しくなっている。

そういえば、この界隈には、個性的なラーメン店が多い。
新宿御苑前界隈のラーメン店 しろ八

化学調味料を使わない、上品でこだわりのスープの「旬麺 しろ八」。
新宿御苑前界隈のラーメン店 桃の木

「肉と小麦 桃の木」は、豚テールと煮干からとったスープに太めの平打ち麺がおいしい。
新宿御苑前界隈のラーメン店 佐高

スープは懐かしさでいっぱい、麺の量が多い「手打ちらーめん 佐高」

この他にも、太麺にガツンとくる濃いめのスープの「めん屋 いなば」、こちらも太麺で個性的な「むろや」、ほとんどの客がタンメンを頼む「ラーメン中本」(蒙古タンメンの中本じゃないよ)といった店がある。
どの店も個性的で、ダメな人はダメなんだけど、好きな人は通ってしまうというお店が多い。
最寄り駅は新宿御苑前だけれど、新宿駅からブラブラ散歩がてらに歩いて、この界隈のラーメンを味わうのもいいだろう。

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