DSCF8591夏というのは一年のうちでもいちんばん散歩に適さない季節だといっていい。戸外に立っているだけでも大変だ。 そこで、日陰が続く場所を選んで散歩したい。
日陰が続く場所といえば、下街などがそうだ。冷房なども効いていて、歩きやすい。


しかし、まあそれもいいのだが、できれば地上
DSCF8589
を歩きたいというときには、東京なら桜並木のある場所がいい散歩コースになる。川沿いなら風が通り、なお良い。
桜というとどうしても春の散歩だと思いがちだが、夏は日差しを遮ってくれるのでけっこう快適だ。これが秋になり冬になると葉が落ちる。となると日差しが差して暖かくなる。すなわち桜のある場所というのは、一年中散歩者と相性がいいのである。
さて、桜並木のある川といえば、目黒川や神田川を思い浮かべる。今回は後者を歩いてみることにした。

DSCF8534というわけで、出発する駅は東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅。 駅の改札を抜け、地上に出るとすぐに神田川がある。
神田川沿いに江戸川橋公園が続いている。花の咲く季節、この川沿いの道は人でいっぱいになるのだが、夏の昼間は歩いている人はほとんどいない。時折、走っている人と遭遇するくらい。
歩いていると、日差しは遮られいい風が吹いてくる。江戸川橋駅からスタートし、椿山荘を通り過ぎると、関口芭蕉庵がある。さらに新江戸川公園などがある。このあたりから新目白通り方向に出れば、都電荒川線の早稲田停留所がある。今回はもう少し先ヘ進もう。神田川は明治通りに突きあたる。そこが高戸橋。この先、高田馬場駅へ向かう川沿いに「べんてん」といういつも行列のできているラーメン店がある。そこへ寄ろうかと思ったが、この日はお休み。高田馬場駅を越えて「俺の空」まで行くことにした。
DSCF8514

早稲田通りを高田馬場駅を左に見て通り過ぎ、ひとつめの道を左に曲がる。山手線の線路沿いを新宿駅方向に歩けば、行列があるのですぐにわかるはず。行列がな
DSCF8518
ければ青い暖簾が目印。ここで僕は「浸け豚そば」800円を食べた。暑い日に熱いラーメンもいいが、この日はつけ麺にした。
旨い!

今回のコースの地図はこちら→