厳しい残暑が続いている。

食欲も落ちてくる。

そこで、辛いカレーが食べたくなる。

前回もカレーを食べに出かけた。

それは神宮前の「MOKUBAZA」という店。

見事に店内は女子ばかりであった。

次は男ばかりが客という店に行ってみたい。

と、浮かんだのは、本駒込にある「大沢食堂」。

ここは、極辛カレーというのがあるのだが、相当辛いそうだ。

でもお試しの「一口極辛カレー」というのが100円で提供されているので、これにチャレンジしてみようと出かけた。




駒込土物店跡の碑

降り立つ駅は文京区にある本駒込駅。東京メトロ南北線の駅である。駒込という地名は豊島区であり、本駒込は文京区。もともとは同じ駒込村だったようだ。

駅からすぐの天栄寺という寺の前に「駒込土物店跡」の碑が建ち、説明文がある。

それによれば、この地は、

神田および千住とともに、江戸三大市場の一つであり、幕府の御用市場だったのだそうだ。今からはちょっと想像がつかない。

さらに説明文によれば、
駒込土物店跡の説明文





その起源は、元和年間(1615~24)といわれている。

初めは、近郊の農民が、野菜をかついで江戸に出る途中、天栄寺境内の"さいかちの木"の下で毎朝休むことを例とした。

すると、付近の人々が新鮮な野菜を求めて集まったのが起りといわれている。





なるほどねぇ。この"さいかちの木"というのは落葉樹で、夏には暑い日差しを遮り、冬には葉が落ち、陽が当たるようになっている。



さて、本郷通りから、旧白山通りへ出よう。
大沢食堂外観



まっすぐ、都営三田線の千石駅方面へ歩けば、

右側に大沢食堂が見えてくる。

到着したのは13時少し前。

店内には20代とおぼしき男性サラリーマン4人組がテーブルに、30代とおぼしき男性1人がカウンターにいる。

ここはランチタイムにカレーラーメン、カレーライスが100円引きになる。
大沢食堂 ランチ



ともに並辛、中辛のみで、それ以上の辛さの場合は値引きにならない。

今回、2回目の訪問。前回はカレーラーメンの中辛を食べた。

さて、今回はカレーライスの中辛を注文。100円引きで650円。

お店の女性が「大丈夫ですか、ウチのはけっこう辛いですよ」とおっしゃる。

「大丈夫です。それから一口極辛カレーをください」

と言う。メニューを見ると、並辛、中辛、大辛、極辛と並んでいる。

値段は700、750、800、850と辛くなるにつれ、50円ずつ高くなる。



味噌汁、中辛カレー 一口極辛カレーがお盆に載って登場。
大沢食堂 カレーラーメン



中辛カレーは少し辛いが、おいしい。福神漬けではなく、紅ショウガがのっかっている。

驚くほどの辛さではない。

普通に食べられる。で、一口極辛カレーをちょっと食べてみた。

うっひょひょぅ。辛い、辛い。辛さ以外のものは感じない。

痛いってかんじだ。これはこれで好きな人がいるんだろうな。

一口極辛カレーを半分ほど、中辛カレーのルーに混ぜて食べてみた。
一口極辛と中辛カレー



自分にとってはちょうどいい辛さ。

それにしてもご飯の量が多い。

50円引きでご飯の量が半分というサービスもあるようだ。

そちらにすればよかった。



その後もお客さんはやってくる。男性ばかりだ。

サラリーマンのグループは押尾学の裁判話で盛り上がっている。

そのグループも1人がカレー炒飯で、それ以外はすべてカレーライス。

そして、他のお客も全員がカレーライスであった。

やはり暑いときはこういう辛いカレーがいい。








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