都内にはいくつかの暗闇坂がある。
Wikipediaで暗闇坂を調べれば、わかるだろう。
有名なのは麻布暗闇坂である。
麻布暗闇坂

どこの暗闇坂も共通しているのは、
かつて樹木などがうっそうと茂り、昼でも暗かったので
暗闇坂と呼ばれたという名前の由来である。
愛住町にもあるというので、行ってみることにした。
「愛が住む町」である。なんとも素敵なネーミングのこの町は、
前回散歩した四谷四丁目の隣である。
かつて四谷四丁目は「四谷永住町」と呼ばれたことは前回書いたが、
同じ明治5年にここも「四谷愛住町」という名前でスタート。
明治44年に四谷をとってただの愛住町になった。
最寄り駅は東京メトロ丸ノ内線の四谷三丁目駅である。
暗(くらやみ)坂

というわけで、坂はすぐに見つかった。
こちらは「暗(くらやみ)坂」というのが本式のようだ。
カッコして(暗闇坂)とある。
暗(くらやみ)坂 案内板

そして、暗闇ではなく、実に明るい坂だ。
暗(くらやみ)坂

けっこう急な坂だが、今は階段になっている。
坂を降りたところに「ギョーザ」の赤い幟を発見。
なぜかそそられる。
ギョーザの幟

メニューの看板が出ていた。
餃子の星

あれっ、「餃子の星」という店名ながら、餃子専門店ではないようだ。
中華料理屋だ。しかし、この「大餃子定食(8個)」というのがどうにも気になる。
この暗(くらやみ)坂の隣にあるビルの2階がお店のようだ。
行ってみよう。
餃子定食

じゃーん、これが「大餃子定食」680円である。
餃子は本当にでかい! 
一口食べると、けっこうおいしい。
餃子の星 8個入り

ところが、おいしいけれどさすがに量がハンバ無く多い。
くじけそうになったとき、卓上の食べるラー油などで味を変えて、
なんとか食べきった。
「餃子の星」調味料

もうお腹いっぱいである。
ふーっと、ため息をつきながら、暗(くらやみ)坂をのぼった。


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