あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて、今年一発目の散歩だけど、
旧年中に歩いたもの。

明日の1月3日といえば、まだ記憶にも新しい、
「渋谷区短大生切断遺体事件」
が発覚した日である。2007年のことだ。

渋谷区幡ヶ谷にある歯科医院の自宅兼診療所のビルで起きた事件で、
兄が妹を殺害し、バラバラにしたというものだ。
「お兄ちゃんには夢がない」
こんな言葉が流行ったりもした。
殺害したのは前の年の2006年12月30日。
発覚したのは1月3日である。

現場の最寄り駅は、京王新線幡ヶ谷駅。

京王線新線幡ヶ谷駅


幡ヶ谷駅からすぐの場所が事件現場なのだが、道に迷ってしまった。
地元の人とおぼしき方に
「あの、○○歯科医院があった場所はどこでしょう?」
こう尋ねてみたのだが、
「ああ、例の事件のあったとこね」
と言い、意外な言葉を続けた。
「今もやっているよ」
と、くわしい場所を教えてくれた。
ちょっと驚いた。というのも、現場はすでになくなっているのかと思ったのだが、
まだ両親はこの場所で歯科医院をやっているのだ。

複雑な気分で、とりあえず現場に足を運んでみた。
たしかに、普通に営業している。
このビルで兄が妹を殺害し、遺体をバラバラにしたのかと思うと、
複雑な気持ちになった。親の立場からすれば、加害者も被害者も自分の子供なのだ。
しかも、加害者の刑は確定し、現在は服役している。
写真は撮影せず、周辺を少し歩くことにした。

歩きながら、幡ヶ谷のラーメン店を検索。
「不如帰(ほととぎす)」という、名前のラーメン店が食べログでも高い点数だ。

そこへ行くことにした。
幡ヶ谷 不如帰


幡ヶ谷駅周辺は、狭い路地が続いている。
六道通り商店街というのがあって、そこから少し入った場所にお店があった。
幡ヶ谷 不如帰


11時45分。お店は開いたばかり。先客が2名。
自販機のいちばん上に「そば」とあって、これは醤油で、次に塩があった。
つけ麺もあるようだ。
とりあえず、「焼きのり玉そば」900円にした。
カウンターだけの店で、食券を渡すと、そのあとから次々とお客さんが入ってきて、あっという間に満席になった。

幡ヶ谷 不如帰


ハマグリの出汁だそうだが、実においしかった。
外に出ると行列ができていた。
幡ヶ谷駅周辺にはラーメン店もそうだが、
いろいろとおいしいお店もあるようで、また散歩したいと思う。

不如帰 ラーメン / 幡ケ谷駅初台駅笹塚駅

昼総合点★★★★ 4.0


渋谷区短大生切断遺体事件 - Wikipedia