ずいぶん前だけれど、東京メトロに乗ったらところ、
車内刷りの広告で「文豪たちの東京めぐり」(スタンプラリー)というのを
東京メトロが主催していることを知った。

おもしろそうだなと思い、駅でスタンプ帳を探すもなかなかない。
開催期間は平成22 年12 月11 日(土)~平成 23 年2月28 日(月)である。
まだ一ヶ月以上もあるのにおかしいなぁと思いながらも、ついに駅員に尋ねてみたところ、
どうも要領を得ない。
とにかく、スタンプラリーなのだからスタンプ帳がなくちゃ話にならない。
しばらく待たされて、事務所の奥からやっと専用リーフレット(兼スタンプ帳)を出してきた。
「文豪たちの東京めぐり」の専用リーフレット(兼スタンプ帳)

中身はこんなかんじだ。
「文豪たちの東京めぐり」の専用リーフレット(兼スタンプ帳)


これが実によくできている。
東京メトロが主催だから無闇に地下鉄の乗せられるのかと思ったが、そうではない。
駅周辺にある夏目漱石ゆかりの地やお店をめぐるコースが用意されているのだ。

さっそく少しずつ回ってみることにした。
まずは東京メトロ東西線の早稲田駅。

「文豪たちの東京めぐり」(スタンプラリー)


駅の場合はこんなかんじで改札の外にスタンプが置かれている。

本当はこの記事、全部まわり終えてからまとめて書こうと思っていたのだが、
急ぐ必要があると感じた。
というのも専用リーフレット(兼スタンプ帳)が残りわずかだからである。
スタンプが置いてある場所にリーフレット入れがあるのだが、どこもカラのところが多い。
興味のある人は、まだ期間があるが、とにかくリーフレットだけは手に入れておこう。
一応どこからまわってのいいのだが、番号順にまわると、夏目漱石の歴史がよくわかる。

早稲田駅周辺には、漱石誕生と終焉の地がある。
まずは駅からすぐの喜久井町、吉野家脇にあるのが、
漱石の生家跡。碑も建っている。
「文豪たちの東京めぐり」(スタンプラリー)


そして、漱石の終焉の家があった場所は現在、漱石公園になっている。
ここはかつて漱石山房と呼ばれていた。今はその道に道標があり道案内をしてくれる。

「文豪たちの東京めぐり」(スタンプラリー)

ちょっとした散歩にもなるので、興味のある人はぜひチャレンジしてみてほしい。

僕もスタンプラリーの進み具合をここでレポートしていく予定だ。


「文豪たちの東京めぐり」(スタンプラリー)