今回は少し変わった散歩をしてみた。
いまから53年前のこと。
僕が生まれたのは山口県下関市。
父親は、航空自衛隊員で小月基地にいた。
母の実家もこの小月にあった。
僕が生まれてすぐに、父は静岡県の静浜基地に転勤になった。
先に父が静岡県へ行き、家を探したそうだ。
当時はいまと違って家を探すのはたいへんだったそうで、
とにかく、住む家が見つかったというので、
まだ3ヶ月だった僕は母親と祖母に連れられて、
下関の小月から静岡県の藤枝市に向かう。
今なら新幹線もあるが、当時は16時間くらいかかったそうだ。
いま両親は山口県に住んでいて、今年の夏に帰省したときに、
そんな話を聞いた。
3ヶ月の赤ん坊を連れての汽車の旅はたいへんだったろう。
そんなわけで、藤枝に行ってみることにした。
ちなみにこの写真はもう少し経過しているか。3ヶ月じゃないよね。
いまから53年前のこと。
僕が生まれたのは山口県下関市。
父親は、航空自衛隊員で小月基地にいた。
母の実家もこの小月にあった。
僕が生まれてすぐに、父は静岡県の静浜基地に転勤になった。
先に父が静岡県へ行き、家を探したそうだ。
当時はいまと違って家を探すのはたいへんだったそうで、
とにかく、住む家が見つかったというので、
まだ3ヶ月だった僕は母親と祖母に連れられて、
下関の小月から静岡県の藤枝市に向かう。
今なら新幹線もあるが、当時は16時間くらいかかったそうだ。
いま両親は山口県に住んでいて、今年の夏に帰省したときに、
そんな話を聞いた。
3ヶ月の赤ん坊を連れての汽車の旅はたいへんだったろう。
そんなわけで、藤枝に行ってみることにした。
ちなみにこの写真はもう少し経過しているか。3ヶ月じゃないよね。
山口県へ帰省し、東京に戻るとき、静岡で途中下車。
飛行機とは違いJRは途中下車できるのがうれしい。
というわけで、僕が3ヶ月から5才9ヶ月まで住んだ藤枝駅へ降りたった。
もう亡くなった祖母が、3ヶ月の僕を連れて藤枝駅まできたとき、
駅前で鰻丼を食べたらしいのだが、それがおいしかったらしく、
そのことをよく話していたというのだ。
というわけで、その鰻屋をさがしてみよう。
駅前に観光協会があったので、鰻屋さんについて聞いてみた。
昔からやっているのなら、ここかもと教えられたのが、「おあち」さん。
駅からすぐだったが、お休みみたいだ。
しかし、もっと駅から近いところにお寿司屋さんがあり、
その店頭に「鰻錦丼」なる文字があった。
これは、鰻と錦糸玉子をご飯にのせた丼なのだろうか。
とにかく、お休みのようでシャッターが閉まっていた。
再び観光協会へ行って聞いてみると、
昔、「魚時」というお魚屋さんがあったのだが、
いまはそこが「おさかな亭」というお店になっていて、
そこで、鰻を食べさせてくれるのだそうだ。
さっそくいってみることにした。
たしかに「魚時」という魚屋があったのはおぼえている。
近所に住んでいるひとつ歳の上の男の子が
夕暮れ時に新聞紙でくるんだ魚のフライを食べていた。
どうしたのかと聞けば、「魚時のおっちゃんがくれた」と言っていた。
あの魚のフライは実にうまそうだった。
それを挟むというか、くるんでいる新聞紙に少し油がしみていた。
魚は青魚、鯖かなにかだっただろうか。
そんなことを思いながら、「おさかな亭」。
鰻重は1800円。時間が30分ほどかかるとメニューに書かれていた。
急ぐ旅でもなし、30分くらいまとう。
あれこれ、昔のことを思い出しながら料理を待つ。
そうそう、ここにおもちゃ屋さんがあったでしょう、
店の人に聞けば、
「ああ、マツダですね。3年前閉店しましたけど」
とのこと。
僕はまったくおぼえていないが、母親によれば、ここで三輪車を買ったり、
当時流行したダッコちゃんもここで買ったそうだ。
なんてことを思い出していると、鰻がやってきた。
うまいなぁ。かなり甘めのタレだ。
おいしい。母や祖母もこんな鰻を食べたのだろうか。
先日、母親に電話で
「鰻丼を食べたのは、お寿司屋さんじゃなかった?」
と聞けば、そうだということだった。「美乃家」さんだったのかも。。。。

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飛行機とは違いJRは途中下車できるのがうれしい。
というわけで、僕が3ヶ月から5才9ヶ月まで住んだ藤枝駅へ降りたった。
もう亡くなった祖母が、3ヶ月の僕を連れて藤枝駅まできたとき、
駅前で鰻丼を食べたらしいのだが、それがおいしかったらしく、
そのことをよく話していたというのだ。
というわけで、その鰻屋をさがしてみよう。
駅前に観光協会があったので、鰻屋さんについて聞いてみた。
昔からやっているのなら、ここかもと教えられたのが、「おあち」さん。
駅からすぐだったが、お休みみたいだ。
しかし、もっと駅から近いところにお寿司屋さんがあり、
その店頭に「鰻錦丼」なる文字があった。
これは、鰻と錦糸玉子をご飯にのせた丼なのだろうか。
とにかく、お休みのようでシャッターが閉まっていた。
再び観光協会へ行って聞いてみると、
昔、「魚時」というお魚屋さんがあったのだが、
いまはそこが「おさかな亭」というお店になっていて、
そこで、鰻を食べさせてくれるのだそうだ。
さっそくいってみることにした。
たしかに「魚時」という魚屋があったのはおぼえている。
近所に住んでいるひとつ歳の上の男の子が
夕暮れ時に新聞紙でくるんだ魚のフライを食べていた。
どうしたのかと聞けば、「魚時のおっちゃんがくれた」と言っていた。
あの魚のフライは実にうまそうだった。
それを挟むというか、くるんでいる新聞紙に少し油がしみていた。
魚は青魚、鯖かなにかだっただろうか。
そんなことを思いながら、「おさかな亭」。
鰻重は1800円。時間が30分ほどかかるとメニューに書かれていた。
急ぐ旅でもなし、30分くらいまとう。
あれこれ、昔のことを思い出しながら料理を待つ。
そうそう、ここにおもちゃ屋さんがあったでしょう、
店の人に聞けば、
「ああ、マツダですね。3年前閉店しましたけど」
とのこと。
僕はまったくおぼえていないが、母親によれば、ここで三輪車を買ったり、
当時流行したダッコちゃんもここで買ったそうだ。
なんてことを思い出していると、鰻がやってきた。
うまいなぁ。かなり甘めのタレだ。
おいしい。母や祖母もこんな鰻を食べたのだろうか。
先日、母親に電話で
「鰻丼を食べたのは、お寿司屋さんじゃなかった?」
と聞けば、そうだということだった。「美乃家」さんだったのかも。。。。
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コメント
僕も自衛官だった頃藤枝出身の同期生がいました
うなぎ大好きで育てたいくらいです
記憶にある初めてのうなぎは茨城県の牛久沼で食べたのですが今はずいぶんお店が無くなりました
藤枝 今度行ってみたいです
コメントありがとうございます。そうですよね。値段じゃないんですよね。
思い出の詰まった味というのは、何にもかえがたいものですよね。
いくたまかずおさん
コメントありがとうございます。
そうですか、自衛官でらしたんですか。
父親が勤務していた基地は焼津市にあった静浜基地だったんですが、
藤枝から通ってました。
母親は「お父さんはタイへ行った」というように会社ではなく、「隊」という表現を使っていました。
藤枝はこじんまりとしたいい街ですよ。
コメントありがとうございます。
いろんな人に話を聞くいて散歩するとまた楽しいモノですね。ぜひ、ご主人の子供の頃の散歩を実践してみてください。お化け煙突、今でもありますかね。
良い思い出ですね、写真まであって、古きよき時代の香りがしてきます。美乃家さんは、実はそのアーケード通りの一本東側に店舗があるんです。元々は割烹旅館だったそうですが、ビジネスホテルが主流になってきちゃったから寿司割烹へ転身されたようです。またこちらへお越しの際は、美乃家さんへ行ってみて下さい。
コメントありがとうございます。
その後、母親から話をきいたら、
どうも祖母と母が食べたのは、
鰻専門店ではなく、割烹のお店だったようです。
今度機会があれば、美乃家さんへうかがいますね。
情報、感謝です。
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