このところ、町中華に行くと、必ず中華丼を食べる。
で、先日食べた中華丼には、ウズラの卵が入っていなかった。
僕が20代の頃、まだ町には町中華が多かった。
同級生の岡本くんとそんな町中華へ行った時のことだ。
1980年代なかば。場所は荻窪だったと思う。
僕は他のものを食べたのだが、岡本くんは中華丼を食べていた。
食べ終えて店を出たけれど、岡本くんの機嫌が悪い。
「どしたん?」
と聞けば、
「うずらの卵が入ってなかった」
のだそうだ。最初から入ってないんじゃないのかといえば
「同時にすぐあとに注文したヤツのには入ってたんだよ」
と憤っている。たしかに昔の中華丼には必ずうずらの卵が入っていたよね。

というわけで、こんなビジュアルの町中華を発見。
幸来@北上野


おお、ここならうずらの卵の入った中華丼があるのでは。。。
と、迷わず店内に入り、注文。
僕よりも10くらいの上の人がオーナーのようだ。
中華丼がくるまで少し話を聞いた。
「この店は、オレが34の時に始めたんだよ」
と、ご主人。もうどのくらいになるかを聞けば
「32年だね」と即答。
ということは、1981年(昭和56年)創業ということか。
なんて話をしていると、きましたね、中華丼。

中華丼@幸来


入ってました、うずらの卵。
で、食べてみると、熱々、うまい。
しかし、容赦のない、味の濃さ。
これこれ、昔の中華丼、こういうのが多かったなぁ。
それにしても、中華丼は冬の食べ物かも。
冷やし中華の旗が妙に気になった。

幸来@北上野


次は冷やし中華を食べよう。

幸来
ジャンル:中華料理
アクセス:東京メトロ銀座線稲荷町(東京都)駅3番口 徒歩8分
住所:〒110-0014 東京都台東区北上野2-3-1(地図
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情報掲載日:2014年6月18日