日曜日の昼。散歩がてら食事をしようと外に出た。祭りだ。祭り一色だ。
各町でみこしが出ている。
すごいね、ここには本物の祭りがあった。
これまで東京のあちらこちらの町に住んだけれど、ここほど、本気の祭りをしているところはなかった。
音が本物だ。これまでCDで音楽を流しているところが多かったけれど、ここは、どんな町でも自前の音曲がある。
いくつか見ていると、やぶ茂が店を開けている。
が、中は祭りの人たちでいっぱい。
言問通りに出てみると、一休庵もやっていた。
メニューは豊富だ。
この日は暑いので冷やしきつねにした。
おやっ、お揚げがしょっぱい。甘くないのだ。これが、昔ながらの江戸のきつねなのか。
そういえば、浅草の別の蕎麦屋で、職人風の年のいった男性が、
会計のときに「ここのきつねは甘いね」と言っていたのが耳に入った。
浅草のきつねはしょっぱいのが本当なのかもしれない。
あ、でも、ここは入谷だ。ま、いいか。
■一休庵
東京都台東区入谷2丁目3-3
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