新年に初詣でをかねて、七福神を巡ろうという人も多いかもしれない。

ウォーキングブームもあってか、年々七福神めぐりをしている人も増えている。
都内の七福神めぐりでいえば、全長が3~5kmというところが多く、ウォーキングには適している。

ところで、七福神巡りに作法はあるのだろうか。
実は、作法はまったくない。神社やお寺への参拝の作法はいろいろあるだろうが、
七福神巡りということでは、まったく自由だ。

たとえば、どういう順序でまわらなければならないというルールはない。
七福神のうち、どこからお参りをはじめてもいい。
また、1日でまわらなければならないということもない。1週間かけてまわってもいいし、極端な話、自分の好きな神様だけをお参りするだけでもいいのだ。

七福神は日本だけで信仰されているもので、お寺と神社が混在していたりするアバウトさがある。

その七福神は、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の7神。
日本独自の信仰ながらもこの中で、日本の神様は恵比寿だけ。あとはインドや中国の神様なのだ。

さて、七福神巡りにかかる費用はいくらぐらいだろうか。
色紙を500~1000円くらいで購入し、
それぞれの神様で御朱印をもらうスタンプラリーのようなもの。

雑司ヶ谷七福神



また、色紙は無料だけれど、御朱印を一回押してもらうのに300円かかる場合はある。

港七福神めぐり


また、ミニご本尊という小さな人形を購入して、そろえるのも楽しい。

新宿山ノ手七福神めぐり


写真は、新宿山ノ手七福神めぐりだが、船が1000円、ミニご本尊は一体が300円だった。

ただ、これらを購入せず、ただ巡るだけでもいいので、無料でもできる。
こういった自由なところが、七福神巡りの楽しさでもある。

ごちそうを食べて部屋でごろごろしているあなた、
七福神をめぐるという口実で外へ出て歩いてみるのはどうだろう。
案外気持ちいいぞ!