下関マグロの“散歩生活”

下関マグロの“散歩生活”

東京の町を散歩します。散歩の途中で出会ったおいしい食べ物やおもしろいものを紹介します!

取材拒否の店

3月 5日

昭和ど真ん中のお店、神保町の「さぶちゃん」でいただく半ちゃんらーめん

お昼を食べるつもりで、神保町にやってきた。
古本屋をひやかしながら散歩していたら、
ちょっとお昼の時間も過ぎて、かなりの空腹。
天丼の「いもや」にしようかなと思った。
神保町 いもや

いやいや、隣の「キッチングラン」でメンチカツとしょうが焼きの盛り合わせ定食もいいなぁ。
キッチン グラン

と、そこに「元祖半ちゃんらーめん さぶちゃん」の看板が目に入る。
そうか、久しぶりに「さぶちゃん」に行ってみるか。と、店の前に行けば、並びはおひとり。
時刻は午後2時少し前。
神保町 さぶちゃん

この店に初めてきたのは、1984年の夏だった。
神保町の編集プロダクションで働いていたころのことだ。

食べたのは半ちゃんらーめんだったろうか。
美味しいともまずいとも思わなかった。
まあ、こんなもんかってかんじ。
その後も、頻繁ではないが、たまに足を運んだ。
久しぶりに行くと、以前と変わらぬ味に、
前と変わらぬ店主の姿を見ることが、楽しみになっていきた。

店の名前が「さぶちゃん」であることを知ったのは実はごく最近のこと。
ここが、半ちゃんらーめん、つまりラーメンと半チャーハン発祥というのも知った。
ただ、発祥って言われても、ラーメンに半チャーハンだからねぇ。
あちこちで、自然発生的にメニューになっていたと思う。

なんてことを考えてると、席が空いた。
ほどなく店内に入り、「半ちゃんらーめん」690円を注文。

さぶちゃん


これこれ、このルックス。なんか、ずっしりくる感じ。
若い頃は半チャーハンじゃなくて、普通にチャーハンをたのんだりしたが、
今はこれぐらいで十分に満腹だ。
ちなみにチャーハンとラーメンが同時に出てくることはまれ。
だいたい先にラーメンが出てくる。

神保町 さぶちゃん


昔ながらの醤油ラーメン。麺は細い。メンマは甘め。
チャーシューは噛みごたえがあり、濃い味付けだ。
スープを飲むと生姜の香りがする。
あー、これこれ。

神保町 さぶちゃん


実は、1年か2年、長いときは3年も4年もこないことがある。
そして、毎回ここの味を忘れている。でも、食べると、
ああ、これこれ、このラーメンだってことになる。
そうそう、ここのご主人、さぶちゃんの元気な姿を見るのもうれしい。
ほどなく半チャーハンがやってきた。

神保町 さぶちゃん 半ちゃんらーめん


けっこう濃い目の味付けのチャーハン。おいしい。
昔から変わらない味。
チャーハンをもぐもぐしながら、ラーメンのスープで流し込む。

ああ、そうか。
なぜ「半ちゃんらーめん」なのかがわかった。
両方食べたいからだ、というごく当たり前の理由だ。
チャーハンもラーメンも食べたいのだ。

*注/2014年4月の消費増税後、半ちゃんらーめんは750円。ちなみにラーメン単品は600円、チャーハン単品は700円。

さぶちゃん
ジャンル:ラーメン
アクセス:地下鉄神保町駅からすぐ
住所:〒100-0000 東京都千代田区神田神保町2丁目24(地図
周辺のお店のプラン予約:
Traveler’s Dining PUSHUP @秋葉原店のプラン一覧
多福楼 神田淡路町店のプラン一覧
OAKS のプラン一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 神保町
情報掲載日:2014年5月13日


2月 12日

時間が止まったようなホッとできるラーメン

寺門ジモンの「取材拒否の店」というテレビ番組がある。
本にもなっている人気番組で、タイトルどおり、取材拒否のお店をモザイクを入れたりして紹介するというもの。
寺門ジモンの「取材拒否の店」
寺門ジモンの「取材拒否の店」
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番組を見ていて、行ったことがない店だとさっぱりわからないけれど、
行ったことのある店だと、わかることが多い。
今回行く、「めとき」もこの番組に登場した店だけれど、
見ていて、ああ、あそこだとすぐにわかった。

もっとも、この店、最初はなかなか探せなかった。
まだ携帯電話で食べログを見がら行くという習慣がなかったころで、
パソコンで見た地図を頭の中に入れて、出かけ、
このあたりだとあたりをつけて探すことが多かった。
たいてい、目当てのお店はすぐに見つかるのだけれど、
「めとき」だけは、なかなかたどり着けない店だった。
で、住所をメモして出かけ、やっとたどりつけたという思い出がある。
一度入ったら、けっこうやみつきになって、けっこう通っている。

が、今回も訪問すると。
めとき

あれ、行列してないなぞ。ってゆうか、ノレンも出てない。
近づいてみると、
めとき

がーん、臨時休業。
こうゆーことっててけっこうあるんだよね。
そうそう、この店に限らず、散歩の途中であの店に行こうと計画を立てて出かけ、
そこが、お休みだったりするとけっこうショックだよね。
そこで、僕はいつもいくつか候補を用意して出かけるようにしている。
この日は、西早稲田の「ones ones (ワンズワンズ)」へ行った。
意外と近いんだよね。

そして、後日あらためて訪問。午後1時を少し過ぎたところ。行列は2名。
10分ほど待って入店。
メニューは2つだけ。
中華麺870円と小盛中華麺820円。
いつもここで悩む。けっこうスルスル入ってしまうので、小盛だと少々物足りないのだが、スープは飲める。
普通盛でもけっこう麺の量があり、僕の場合はおなかいっぱいになってしまい、スープがあまり飲めない。
悩んだ末に今回は普通盛りにした。
めとき

じゃーん。懐かしい味というか、外にいるときから、煮干のいい香りがしていて、
今まさに眼の前に現れたっていう喜び!
ずるずると食べちゃいます。
チャーシューは今回けっこう厚め。
噛み応えがあって、味がしっかりついている。
これでご飯食べてみたくなるようなチャーシュー。
あ、そうそう、このスープもご飯に合いそう。
スープをちょっと残したけど、持って帰りたくなっちゃう。

食べ終えて外に出ると、行列はもうなくなっていた。

「めとき」さんのお休みは月曜・日曜・祝日。それに臨時休業もあるので、
これを読んであわてて出かけても、火曜日まではやっていない。
そういうことを考えると、また行きたくなっちゃう。

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10月 12日

駅から遠い、取材拒否のカレー店「ゴッホ」へGO!

このところ、駅から遠い食べ物屋さんへ行くというコンセプトのもと、
ネットであれこれ検索していたら、いいお店を発見した。
世田谷区代沢にある「ゴッホ」というお店。
ネットでの情報などを見ていると、カレーのおいしいお店で
フジテレビでやっていた『取材拒否の店』でも紹介されたそうだ。

いちばん近い駅は京王井の頭線の池ノ上駅。
食べログの情報によれば698mだそうだ。
次が小田急線、井の頭線の下北沢駅。
他にも京急行電鉄田園都市線の池尻大橋駅からも行けそうだ。
さて、どの駅から行こうかとあれこれ考えたけど、決まらず、
結局は新宿駅から歩くことにした。
新宿駅南口から 甲州街道へ

新宿駅南口から甲州街道へ。このところ玉川上水跡はよく歩いているなぁ。
この日の天気は曇り。予報では雨にはならないとのこと。
山手通りを過ぎると京王新線の初台駅がある。
初台駅

このあたりはずっと緑道がある。それが玉川上旧水路緑道と呼ばれているもの。
つまりここを玉川上水が流れていたということになる。
それまで甲州街道と並行していた緑道は
幡ヶ谷駅の手前で南側へ別れていく。
玉川上水旧水路緑道

交差点の名前が、常盤橋、五條橋というように橋の名前がついている。
かつて川があった証である。
さらにこの道を進めば、踏切が見えてくる。
小田急線だ。踏切の右(西)側に東北沢駅がある。
小田急線踏切

踏切を越えてすぐ、なんとも味わいのある建物を見つけた。
山屋ベーカリー

消えかかった看板には「パンと和洋菓子」「山屋ベーカリー」の文字が見える。
かつてここはパン屋さんだったのだろうか。
今は単に自動販売機が置かれているのみである。

その先の交差点が「三角橋」という名前。
かつてはここにも橋があったのだろう。
三叉路になっているので、三方向に橋がかかっていたので、この名前がついたのだろう
ここを松陰高校の方へ進む。
道なりに進めば、京王井の頭線の池ノ上駅脇の踏切となる。
池ノ上駅

この道をまっすぐ行けば、淡島通りへ出る。
淡島通りへ

淡島通りを右に曲がると、セブンイレブンがあり、
その先に「ゴッホ」の看板があった。
「ゴッホ」看板アップ

あれっ。「カリーライス ピラフの店」とある。
カレーのお店から思ったらピラフのお店でもあるんだ。
さらに「珈琲&wine」とある。
ゴッホ 外観

表にメニューが貼ってある。
「肉いっぱい(チキン)のカリー」が1200円。
これにしようと、扉を開ける。
「いらっしゃい」とカウンターの中のマスターが迎えてくれた。
時刻は昼の12時過ぎ。先客はいない。一人である。
とりあずカレーの注文をすると
「辛さはどうしますか」
と聞かれた。メニューを見ると、7段階の辛さに別れている。
下から3番目の「ポリカリ」(少しだけ辛いです)にしてみた。
店のテレビはNHKのお昼のニュースをやっている。
サラダが出てきたので、
「あのぉ、写真を撮ってもいいですか?」
と聞いてみた。一応、取材拒否の店だし、ちゃんと聞いておかなくちゃ。
「ああ、もちろんいいですよ」
とマスターは優しい言ってくれた。ホッ。
ゴッホ サラダ


他の客がいないので、ちょっと不安になってきたが、
お客さんがやってくる。
初老の紳士。冷蔵庫からビールを取り出し、飲み始めている。
常連さんのようだ。
「肉いっぱいのライスなし」
と注文していた。そういう注文もありなんだ。
またひとりお客さんがやってきた。どうやら近所の不動産会社の社長さんのようだ。
カツカレーを注文。
ここで気がついたのは、常連さんには辛さを聞かないということ。
わかっているのだろう。
と、注文の「肉いっぱい(チキン)のカリー」が到着。
湯気があがり、写真撮影が難しい。
ゴッホ 「肉いっぱい(チキン)のカリー」


見た目ではよくわからないかもしれないけれど、
一口食べると、ルーそのものは、ちょっとスパイシーで、
わりとあっさりめである。
肉部分は、鳥の唐揚げである。細長くカットされた鳥に衣を少なめに揚げてあり、
これをルーとあわせたもので、この味わいは、まったく初めてのものだった。
う、うまい!
いっきに食べられた。辛さは、さほどでもなくもっと辛くてもいいかと思った。
カツカレーもおいしそうだった。
そして、珈琲をいただき、会計は1500円。
そして僕は小田急線の東北沢駅まで歩いた。

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