赤坂図書館へ行こうと思い、青山一丁目駅から青葉公園へ向かった。
が、図書館は見あたらない。
携帯電話で検索してみると、場所を移動していたようだ。
大きなビルの3階に赤坂図書館はあった。
散歩の途中、図書館でひと休みしながら、本や雑誌、新聞などを読むことがある。
たいていの図書館はトイレや水飲み場もある。しかも、無料で利用できるのがうれしい。
都内にはあちらこちらに図書館がある。自分の散歩コースに図書館がないか探してみよう。
ところで、青山一丁目になぜ赤坂図書館があるのかという疑問が湧く人もいるだろう。
散歩をしているとそういう状況にはよく出くわす。
赤坂見附駅や赤坂駅よりも青山一丁目駅に近い場所になぜ赤坂図書館があるかということである。
これは、かつて赤坂区というものがあったためである。
赤坂区の図書館なので、区内にあればいいわけだけれど、
赤坂区がなくなり、港区になってしまったので、わけがわからなくなっているのだ。
赤坂郵便局も青山一丁目駅の近くにある。これも同じことだ。
それにしても赤坂郵便局も建て変わっていた。
四谷郵便局も信濃町駅の近くにあり、困惑するが、これも四谷区というものがあったと知れば、なるほどと思うだろう。
麹町郵便局も麹町というよりは市ヶ谷駅からすぐの場所にある。これもかつて麹町区があった名残である。
さて、お腹が空いた。少しランチには早いが、ちょっと携帯電話で探しててみよう。
というわけで、「食べログ」で検索。このあたりで、ポイントが高いのは「みんみん」さんであった。
携帯電話のナビで道順を検索してみる。
ちょうど青山通りの赤坂郵便局前にいたのだが、赤坂見附方向に歩く。
青山一丁目駅からの散歩は選択肢が多い。
青山通りを渋谷方面へ歩いてもいいし、赤坂見附方面でもいい。外苑東通りを南に行けば六本木方面、北なら四谷三丁目ということになる。
というわけで、今回は青山通りを赤坂見附方向に歩き、右に曲がる。
そうすると、新坂という坂に出る。
東京には「新坂」という坂がいくつかあるが、たいてい、昔は新しい坂であったということである。
この新坂も元禄12年(1699年)に出来たのだそうだ。
この勾配も昔と変わらないのだと思って歩くと、歴史の重みを感じる。
と、路地の先に見えたのが「珉珉」の看板。
あー、ここは知っている。というか、何回もきたことがあるぞ。
昔は、夜に来たなぁ。
ちょっとたたずんで、昔を思いだそうとしたら、僕の横をサラリーマンたちが何人も通り過ぎ、
「みんみん」に入っていく。時刻はちょうど11時半。僕もあわててあとへ続く。
お客さんがどんどんやってきて、あっというまに席の半分ほどが埋まっていた。
食べログでは、ドラゴン炒飯がおいしいとあったなぁ。餃子も有名らしい。
この2つを女将さんに注文する。
「餃子のタレはわかりますか?」
と聞かれる。わからないというと、つくってくれた。
お酢に胡椒をたっぷり。
「好みもありますけど、まずはこれで食べてみてください」
とのこと。「なんでドラゴン炒飯っていうんですか?」と女将さんに聞いてみた。
「これねぇ、実はお客さんがつけた名前なんです。精がつくってことで」
へえ、と納得していると、
「味はやさしいですけどね」
とおっしゃる。テーブルの上にあったザーサイを小皿に入れて食べながら待つ。
大きな器でまずはスープが登場。醤油味の
そんなこんなで、ドラゴン炒飯が到着。さらに餃子も。
うまそう。でも、その前に撮影。
餃子の写真をアップで撮影していると、うしろから
「違うよ」
という声。女将さんの手がさっと出てきて、タレを手前に置かれる。
「あ、ありがとうございます」とシャッターを切ったのがこの写真。
というわけで、まずは餃子をいただく。
外はカリッとし、中はジューシー。おいしい餃子の基本。
あ、タレはけっこうあっさり目。何個でも食べられそうなかんじ。
炒飯は、なるほど、ニンニクとニラたっぷりだけれど、こちらも重くはない。
見た目以上にいくらでも食べられそう。
たまたまかもしれないが、他のお客さんもみんな炒飯だった。
しかも、炒飯はいろいろな種類があるようで、
普通の炒飯やカレー炒飯、叉焼(チャーシュー)炒飯などが注文されていた。
チラッと他の人の炒飯を見たのだが、どれもうまそうだった。
ドラゴン炒飯788円と焼餃子526円で合計で1314円。
お腹いっぱいで、満足。
帰り際に女将さんが紙コップに入れたおしるこをくれた。
思わず「10年ぶりにきました」と言ってしまったが、
それは間違いだった。
おしるこをいただきながら、赤坂小学校の前の通りから赤坂通りに出る。
ああ、昔、このあたりの会社に勤めており、
夜、餃子を食べに「みんみん」に何度かいったことを思い出した。
10年度頃ではなく、30年近く前である。
が、図書館は見あたらない。
携帯電話で検索してみると、場所を移動していたようだ。
大きなビルの3階に赤坂図書館はあった。
散歩の途中、図書館でひと休みしながら、本や雑誌、新聞などを読むことがある。
たいていの図書館はトイレや水飲み場もある。しかも、無料で利用できるのがうれしい。
都内にはあちらこちらに図書館がある。自分の散歩コースに図書館がないか探してみよう。
ところで、青山一丁目になぜ赤坂図書館があるのかという疑問が湧く人もいるだろう。
散歩をしているとそういう状況にはよく出くわす。
赤坂見附駅や赤坂駅よりも青山一丁目駅に近い場所になぜ赤坂図書館があるかということである。
これは、かつて赤坂区というものがあったためである。
赤坂区の図書館なので、区内にあればいいわけだけれど、
赤坂区がなくなり、港区になってしまったので、わけがわからなくなっているのだ。
赤坂郵便局も青山一丁目駅の近くにある。これも同じことだ。
それにしても赤坂郵便局も建て変わっていた。
四谷郵便局も信濃町駅の近くにあり、困惑するが、これも四谷区というものがあったと知れば、なるほどと思うだろう。
麹町郵便局も麹町というよりは市ヶ谷駅からすぐの場所にある。これもかつて麹町区があった名残である。
さて、お腹が空いた。少しランチには早いが、ちょっと携帯電話で探しててみよう。
というわけで、「食べログ」で検索。このあたりで、ポイントが高いのは「みんみん」さんであった。
携帯電話のナビで道順を検索してみる。
ちょうど青山通りの赤坂郵便局前にいたのだが、赤坂見附方向に歩く。
青山一丁目駅からの散歩は選択肢が多い。
青山通りを渋谷方面へ歩いてもいいし、赤坂見附方面でもいい。外苑東通りを南に行けば六本木方面、北なら四谷三丁目ということになる。
というわけで、今回は青山通りを赤坂見附方向に歩き、右に曲がる。
そうすると、新坂という坂に出る。
東京には「新坂」という坂がいくつかあるが、たいてい、昔は新しい坂であったということである。
この新坂も元禄12年(1699年)に出来たのだそうだ。
この勾配も昔と変わらないのだと思って歩くと、歴史の重みを感じる。
と、路地の先に見えたのが「珉珉」の看板。
あー、ここは知っている。というか、何回もきたことがあるぞ。
昔は、夜に来たなぁ。
ちょっとたたずんで、昔を思いだそうとしたら、僕の横をサラリーマンたちが何人も通り過ぎ、
「みんみん」に入っていく。時刻はちょうど11時半。僕もあわててあとへ続く。
お客さんがどんどんやってきて、あっというまに席の半分ほどが埋まっていた。
食べログでは、ドラゴン炒飯がおいしいとあったなぁ。餃子も有名らしい。
この2つを女将さんに注文する。
「餃子のタレはわかりますか?」
と聞かれる。わからないというと、つくってくれた。
お酢に胡椒をたっぷり。
「好みもありますけど、まずはこれで食べてみてください」
とのこと。「なんでドラゴン炒飯っていうんですか?」と女将さんに聞いてみた。
「これねぇ、実はお客さんがつけた名前なんです。精がつくってことで」
へえ、と納得していると、
「味はやさしいですけどね」
とおっしゃる。テーブルの上にあったザーサイを小皿に入れて食べながら待つ。
大きな器でまずはスープが登場。醤油味の
そんなこんなで、ドラゴン炒飯が到着。さらに餃子も。
うまそう。でも、その前に撮影。
餃子の写真をアップで撮影していると、うしろから
「違うよ」
という声。女将さんの手がさっと出てきて、タレを手前に置かれる。
「あ、ありがとうございます」とシャッターを切ったのがこの写真。
というわけで、まずは餃子をいただく。
外はカリッとし、中はジューシー。おいしい餃子の基本。
あ、タレはけっこうあっさり目。何個でも食べられそうなかんじ。
炒飯は、なるほど、ニンニクとニラたっぷりだけれど、こちらも重くはない。
見た目以上にいくらでも食べられそう。
たまたまかもしれないが、他のお客さんもみんな炒飯だった。
しかも、炒飯はいろいろな種類があるようで、
普通の炒飯やカレー炒飯、叉焼(チャーシュー)炒飯などが注文されていた。
チラッと他の人の炒飯を見たのだが、どれもうまそうだった。
ドラゴン炒飯788円と焼餃子526円で合計で1314円。
お腹いっぱいで、満足。
帰り際に女将さんが紙コップに入れたおしるこをくれた。
思わず「10年ぶりにきました」と言ってしまったが、
それは間違いだった。
おしるこをいただきながら、赤坂小学校の前の通りから赤坂通りに出る。
ああ、昔、このあたりの会社に勤めており、
夜、餃子を食べに「みんみん」に何度かいったことを思い出した。
10年度頃ではなく、30年近く前である。