2021年の4月の終わりくらいだったか、散歩の途中に右股関節に痛みがあった。
その後、足を引きずるように歩いていたら妻から病院に行くように強く言われ、近所の整形外科を受診。レントゲンを撮ってもらったけれど、とくに異常は見られないということだった。
しかし、痛みはおさまらず、むしろひどくなっていく。
ただ日によっては全く痛くない日もあって、どうしたものかと思っていたら、バスでえのきどいちろうさんに会い、そのことを相談したら、痛みのクリニックがいいのではないかと紹介された。そこへ行ってみたが、解決はしない。
で、7月、妻がさがしてきてくれた病院で詳しい診察をしたら大腿骨頭壊死症だと診断された。で、その病院で人工関節の手術を受ける予定だったのだが、まあ、いろいろあり、怖くなって手術はキャンセル。
でも、どこか病院にかかろうかと、世田谷区にある玉川病院を受診。こちらではすぐに手術とは言われなかった。とにかく様子を見ようということで、通院をしていたのだけれど、2022年3月、右足だけに痛みがあったのだけれど、いよいよ左足も痛くなり始めた。診察してもらうと左側も大腿骨頭壊死症だということで手術を決意。
で、2022年5月に人工関節置換手術をした。
術後、入院してリハビリなどをして、6月には退院。
すぐに歩けるようになるのかと思ったけれど、そんなことはなくて、なかなか長い距離は歩けない。というのも、それまで足を引きずったり、杖をついて歩いたりしていたし、手術後は入院してほぼ歩かない生活だったので筋力が衰えてしまったのだ。だから少し歩いただけでも疲れる。退院してすぐは杖がなければ不安で、歩く距離も1kmくらい歩けば、疲れてしまっていたわけだ。
杖はほどなくつかなくてもよくなったのですが、歩ける距離はなかなかのびない。
毎朝、妻の出勤について行くことがこれまでの習慣で、足が痛くなっても引きずってなんとか歩いていたのですが、手術の1ヶ月前くらいになると歩く速度が遅くなり、ついていくのをやめていました。で、術後にそれを再開したわけだが、なかなか距離が伸びないねの。途中まで一緒に歩いて引き返していたわけだけど、退院から2周間ほどで鶯谷駅まで歩けるようになった。自宅から2kmほどあるかな。しかし、帰りがけっこう大変で足が重くなってしまう。往復しても足がつかれなくなったのはまだもっと先。
で、先日やっと1日の歩行距離が1万歩を超えた。ドラクエウォークの歩数計だけどね。
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この日、まずは自宅から鶯谷駅を往復。
午後に北上野にあるクリニック。ここは定期的に行っていて、薬の処方箋をもらいにいっているようなところなのだが、実は最初に人工関節置換手術をすると言ったら、もう少し先のほうがいいとアドバイスしてくれた。
そこから、以前よく行っていた下谷神社の近くにある魚正という魚屋さん。実は術後もこのコースで歩いたのだけれど、魚正さんに行ったところで力尽き、帰りはバスに乗ったという経験がある。
だけど、今回はその後もドラクエウォークしながら歩く。以前、Ingressという位置情報ゲームをやっていたころ、元浅草あたりをよく歩いたものだ。なんだか懐かしいね。
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と、目の前にあらわれたのが浅草開化楼。ああ、このあたり以前はよく歩いていたよ。ああ、こんなところまで歩けるようになったのかと感慨ひとしお。。。。